『マルケス:今のホンダ機だと後追いなしで好タイムは出せない』
★10月15日(土)、オーストラリアGP予選でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2位だった。
★同予選中、マルケス選手は第10コーナーで、かつて得意としていた転倒持ち直しを披露していた。また、フランチェスコ・バニャイアのスリップストリームを活用し、同タイムを記録していた。
★マルケス選手のコメント。
【バニャイア選手のスリップストリームをフル活用していたが…】
「確かにそうですね…ペッコ(バニャイア)のスリップストリームは、すごい役に立つんですよ。
現在のホンダ機のパッケージで、こう言うタイムを出せる選手なんていないってことは周知の事実ですからね。だから、速い先行機が必要なんですよ。
それで僕はペッコの後追いをして、好ラップを記録できたと言うわけです。」
【身体の調子の方は?】
「5週間前のミザノテスト以来、けっこう前に進んできてる感じなんで、励みになりますね。
今後は来年に向け、もっと仕上げていけるかどうかが重要でしょう。
とにかく、ペッコのスリップストリームは本当に大きいんですよ…あれなしでは、ここには居られないんで。
それ以外に関しては大満足ですよ。どんどん良くなっていってるようですからね。」
【あとはリアタイヤのチョイスが難しいところで…】
「ドゥカティ機の加速なんて凄いですからねぇ…直線コースでのタイムの出し方と言ったら…もうねぇ…。直線コースで速いマシンなら、タイヤマネージメントももっと楽なんですけどねぇ。
今の僕は、タイヤコントロールをできるような立ち位置じゃないから。」
【今回は表彰台に上がれそう?】
「表彰台なら、現実的な感じがします。ただ、そこまでたどり着くには、全てを上手く進めていかないとね。
リアタイヤの選択が上手くいって、好スタートが切れ、序盤ラップを上手くこなし…ドゥカティ機がちょっと失速してくれたらねぇ。
もし高速レースになったら、トップ5入りぐらいがベストでしょうね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
なぜバニャイアはタイ戦のウェットでは速かったのか?って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ!
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