『ミール:腕上がり手術を受けるかも…』
★10月23日(日)、マレーシアGP決勝でジョアン・ミール(スズキファクトリー)が19位だった。
★レース序盤では4〜5位にいたものの、第18ラップで転倒してしまった。
★同GP中、ミール選手は右腕の腕上がりにより感覚/腕力が低下し、ブレーキ操作が上手くできずにいたため、11月8日のヴァレンシアテスト終了後に手術を受ける可能性がある。なお、同テストではホンダ機の初乗りが控えている。
★ミール選手は8月オーストリア戦のハイサイド転倒で足首を負傷し、しばらく欠場していたがオーストラリアGPから復帰している。
★ミール選手のコメント。
「どうも腕上がりが出てしまったようで…。以前から、ここは苦戦しやすいことで有名で…大変なトラックだから。ただ、その程度の話じゃないんですよね。
フロントブレーキにどれぐらいの圧をかけてるのか、よく分からなくて。右腕に全然力が入らないんですよ。
残念です…チームはベストな仕事をしてくれてたし、マシンも強い走りをしていて…絶好調って感じだったのに。
リアタイヤがタレて、苦戦することもなかったし。まぁ、多少はタレてたけど、極端なものじゃなかったし。」
【今回のレースについては?】
「部分的には満足です…序盤から中盤までは、けっこうなポテンシャルを出せてたんで。
思ってもいないことで…いつも背中や首に関しては理学療法士に愚痴ってたりしてたけど、腕は初めてなんで。
とにかく、二度と起きないよう、きちんと診察してもらいます…こんなんじゃ駄目でしょ。」
【ヴァレンシアテスト後に手術になりそう?】
「それも良い選択肢でしょうね。正直なところ、なぜこんな症状が出てかと言えば、諸々からして、今週末すぐにフロントレバーを変えたことが影響してるんじゃないかと思うんですよ。僕が出した意見なんですが…。
あと、胃の調子も悪くって…。そう言うのがあると、他に悪い影響をちょっと出してしまうじゃないですか。多分、腕に問題が出た原因は1つだけじゃないと思うんですよ。」
★現在、ミール選手は総合15位(77ポイント)である。今年はシーズン末にスズキがモトGP撤退するせいもあり、不調気味でリタイア/欠場が多く、レースでのベストリザルトは4位である(アルゼンチン、オースティン、バルセロナ)。
また、ホンダ移籍が決定するまでに何ヶ月もかかり、精神的な負担も大きかった。
(参照サイト:『Motoit』)
(Photo:Instagram)
今年末にモトGP撤退するスズキ機が、なぜ優勝できたのか?って話は、note『2022 オーストラリアGPまとめ』でどうぞ!
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