『ロレンソ:2015年のタイトル争いでは、メディアを利用してロッシにプレッシャーをかけた』
★ホルヘ・ロレンソ(35才、2010/2012/2015年モトGP総合優勝、2019年末に引退。現在、TV解説者)は、バリで友人と一緒にクリスマス休暇を過ごす予定である。
★12月14日頃、ロレンソ元選手が『DAZN』のドキュメンタリーで次のように話した。
【貴方とダニ・ペドロサは、125cc時代から熾烈なライバル関係にあったが…】
「どちらもスペイン人だったから、スペインメディアではモトGP時代よりも250cc時代の方が良く話題にされてましたね。
2003年にパドック内ですれ違った時なんか、ダニはこっちを見もしなかったし、どちらもも挨拶もしなかったんですよ…僕はダニにもしなかったし、アルベルト(プーチ)にもしませんでした。
その後、セパン戦でダニが(250cc)タイトルを取り、僕はその時のレースでは3位で…その時はダニもアルベルトもおおいに盛り上がっていたから、僕らも言葉を交わしたんです。
そうしたら、次はあのオーストラリア戦でしょ。あれ以来、話をしなくなったんですよ。」
【貴方にとって、ライバル関係とは?】
「僕はずっと、そう言う関係を求めてましたね…敵がいれば、モチベーションが上がるじゃないですか。」
【モトGP昇格してからはチームメイトだったヴァレンティーノ・ロッシが宿敵となり、2015年にはタイトル争いをしていたが…】
「2015年シーズン中、ヴァレとトラック内でばちばちやることはなかったんですよ。ただ、ライバル関係って言う空気は漂ってましたね。こっちが勝つこともあれば、むこうが勝つこともあり…とにかく、競り合ってるって空気は最後の最後まで漂ってました。
メディアがそれに火を点けてね…僕が何か言えば、ヴァレも応答し、また僕が言い返し…それでメディアは『あの2人はウマが合わない』とか『話しもしない』なんて書き立てて。」
【貴方は2015年ヴァレンシア最終戦の際、そのメディアを利用したそうで…】
「最終戦の前、空港でメーラ・チェルコレス記者(スペインの著名フリージャーナリスト)に、『会見で、ロッシはタイトルを取って然るべきだと思うか?って僕に訊いてよ』って頼んでおいたんですよ。
僕としては『然るべきではない』わけでね。ヴァレにプレッシャーをかけ、『自分の方が劣っている』って思うようにさせたかったんです。
あの時のライバル関係を築くのに、僕はメディアも利用してたんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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ただの拗らせ男子(笑)
まるぅーくなったホルヘ
兄ケスと対照的w
兄ケスも引退したら丸くなるのかな?
昔のGPって速さが売りだったイメージ。
今のGPは、ゴシップ感が苦手。
仕込まないといけなかったロレンソ。
依頼なしでも世論が思惑通りに動いたロッシ。
どっちが役者が上か一目瞭然。
ロレンソって周りから一目置かれたくてたまらない兄貴分気取りのチンピラって感じだな。小物感が隠せないから誰もついてこない。