『ダッリーニャ:なぜバニャイアを選んだのか?』
★フランチェスコ・バニャイア(25才)はイタリアの若年有望ライダーとして、2013年にモト3デビューを果たした。
2014年にVR46チームへ移籍したが好結果を出せず、2015年からマヒンドラチームへと移る。しかし、技術的に不利なマヒンドラ機での参戦によりモチベーションが上がり、同年に表彰台を1回獲得する(3位)。
2016年もマヒンドラ機で参戦し、表彰台を6回獲得(優勝2回、2位1回、3位3回)、総合4位となる。
2017年にVR46チームからモト2昇格し、2018年に同クラスのタイトル獲得。
2019年にドゥカティプラマックよりモトGP昇格し、2021年にドゥカティファクトリーに移籍、2022年にモトGPでの初タイトルを獲得した。
★先日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が、西サイト『Marca』のインタビューでバニャイア選手について次のように話した。
【バニャイア選手をドゥカティに加入させた時は…】
「数年前にペッコ(バニャイア)を引き入れた際は、まだ彼でタイトルが取れるかどうかの確信はなかったですね。
若い選手への投資って言うのは未知数だから…優秀で才能豊かだと言うことは分かっていても、その後、何が起きるか計り知れないんでね。モトGPと言うのは、実に複雑かつ難しいクラスなのだし。
まぁ、ペッコの場合は正しいチョイスでしたけどね。」
【なぜバニャイア選手を選んだの?】
「(モト3時代)戦闘力の低いマシンで2年間参戦し、しかも、それで2回も優勝してましたからね。
私はそう言う選手が好きなんですよ…愚痴らず、どんなマシンに乗っていようと好結果を出してくれるような選手がね。
そう言う気性こそ、チャンピオンライダーと言うものじゃないかと思うんです。ホルヘ(ロレンソ)もそんな気性だし、そう言った選手は他にも何名かいましたしね。
ペッコは、何か大きなことのできる選手なんですよ。」
【何か大きなこと…?】
「ペッコと言うのは、二輪レース史に名を残せるような選手だと真剣に思ってます。2022年シーズンを見れば、一目瞭然じゃないですか。
2〜3つミスを犯していたが、もしそれがなければ、もっと早くにタイトル獲得を決めていたでしょうからね。ペッコと言うのは常に何かしら改良させては、レース優勝に迫っていくような選手であり…
既に連勝が可能なことは証明しているが、たとえ、ささいな面において不完全な部分があっても、それを上手くカバーできれば、驚異的に他を引き離して行くことができるんですよ。」
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(Photo:Instagram)
ドゥカティプライベーターのVR46組、弟マルケスの様子は?って話は、note『2023 ヴァレンシアテストまとめ』でどうぞ!
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ロレンソは辞めてから喋りすぎだと思うけどな。
ヴィニャーレスとかドカには行けないなw