『ディ・ジャンナントニオ:今年は元スズキのチーフメカニックが付いてくれるから伸びていける!』
★1月21日、グレジーニレーシングが で2023年モトGPファクトリーチーム&マシンのプレゼンテーションを行った。
★選手はファビオ・ディ・ジャンナントニオとアレックス・マルケス。マシンは両選手ともドゥカティ機2022年版を使用する。
★ちなみに、当初、同チームはファウスト・グレジーニ氏が率いていたが、2021年2月に新型コロナにより急逝したため、急遽、ナディア・パドヴァーニ未亡人が引き継いだ。
★ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(24才)は2022年にグレジーニレーシングからモトGP昇格し、ムジェッロGPではPPを獲得した。また、レースのベストリザルトは8位で、総合20位(24ポイント)だった。
★2023年からチーフメカニックはFrankie Carchedi氏(2022年末まではスズキでジョアン・ミールを担当)となる。
★ディ・ジャンナントニオ選手が同プレゼンテーションで、次のように話した。
【ドゥカティ機2022年版については?】
「(11月ヴァレンシアでの)最初のテストの時、好調でしたよ。これまでの乗ってたのと大差ないけど、でも良くはなってますね。今、研究中だし、長期に渡る作業になるでしょう。
目標は徐々に伸びていくことで…まずは常にポイント圏内でゴールすること、次はトップ10入りで、その後はさらに上を目指します。
去年はリザルトのばらつきが大きかったけど、ルーキー選手なら仕方がないでしょ。でも、今度はCarchediみたいなチーフメカニックが付いてくれるんだし…しっかりした経験の持ち主なんで、ステップアップさせてもらえるでしょ。モトGPでのキャリアも長いし、助けになってくれるでしょうから。いくつかのミスをなくして、成長していけるでしょうね。」
【ところで、2023年から導入されるスプリントレースについては、どう思う?】
「特定のライディングスタイルの選手向きだとは思わないけど、でも、僕としてはスプリントレースとは関係なく、自分の素質を伸ばしていかないとならないでしょうね。
もちろん、冬期間中は体力強化に向けて頑張ってます…その辺が重要になってくるだろうから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『La Gazzetta dello Sport』)
(Photo:Twitter)
スプリントレースで不利な選手とは?って話は、note『スプリントレース賛否両論、批判続出!!』でどうぞ!