MotoGP

ホンダ、大胆なフレーム改良:2023 シェイクダウン2日目

『ホンダ、大胆なフレーム改良』

★2月5〜7日までセパンサーキットで、各モトGPチームのテストライダーと、ルーキー選手によるシェイクダウンが行われている。

★初日のリザルトはこちら。2日目はこちら

★ホンダは2020年より苦戦し続けており、2022年11月のヴァレンシアテストでマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2023年版マシンを試用した際も、「これでタイトル争いはできない」と公言し、大改革を要請していた。

★問題の1つは、2016年にミシュランが新カーカスを投入して以来、リアタイヤのグリップが落ちてしまったことだ。
2022年版マシンはグリップが改善されたものの、フロントのフィーリングは落ちてしまっていた。
そのため、今回は2021年版と2022年版の混合案が採用された模様。

★2022年版はリアのグリップが増すよう、エンジンが後方にずらされていた。
今回のシェイクダウンに投入された2023年版は、エンジンマウントが改良されている。おそらく、エンジンを2022年版よりも少し前に戻しつつ、しかし、2021年版のような『ボルト締め』にはしていないのだろう。

★このような大胆なフレーム改良により、2022年版マシンで改善されたリアグリップを保ちつつ、フロントのフィーリングを高めようと言うことだろう。

★シェイクダウン2日目にステファン・ブラドル(ホンダテストライダー)はソフトタイヤによるタイムアタックを行わず、9位で終えている。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo & Video:Site

マルケスとホンダの間に溝ができ始めてる?って話は、note『2023 ヴァレンシアテストまとめ』でどうぞ!

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