MotoGP

バニャイア『重大な問題点を解決し、2022年版のレベルに近づけられた!』2023 セパンテスト

『バニャイア:重大な問題点を解決し、2022年版のレベルに近づけられた!』

★2月10〜12日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。

★フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年モトGPチャンピオン)は総合2位となり、最終日はルーカ・マリーニと共に1分57秒台を記録した。
各セッションのリザルトは以下のとおりだった。

初日[5位:1’58.857]
2日目[5位:1’59.067]
最終日[2位:1’57.969]

★最終日セッション終盤に2023年版マシンの電制システムを改良し、重大な問題点を短時間で解決した。これにより、同機を2022年版レベルに近づけることができた。
アレイシ・エスパルガロの「最大の敵はドゥカティ勢だ」と言う発言にバニャイア自身も同意しており、「もう2年はそうした状況が続くだろう」と。
2023年版マシンの新マテリアル選択も終了し、目標は「2022年版マシンのポテンシャルと出力レベルにまで高めること」と。
テスト中は新チームメイトのエネア・バスティアニーニと頻繁に話し合い、似たような考えで進めていけている模様。

★バニャイア選手の最終日コメント。

【テスト総合2位となり…】
「通常、テストでのタイムアタックって難しいんですよ…スピードのことは頭にあまりないわけだから。今回のリザルトは嬉しかったですねぇ…初めて57秒台が出せたんですから。」

【マルク・マルケスとビンダーが、ウィングなしで走行していたのは見た?】
「気づきませんでした。僕もモトGPに昇格した年にカタールで試したことがあって…とりあえず、乗りやすくはなるけど、直線コースで遅くなってしまうんですよ。」

【3月のポルティマオテストで、新マテリアルが投入されそう?】
「僕なりにリクエストは出しておきました…エアロダイナミクスに関しては、今のベースでやっていくつもりです。ただ、1つアイデアがあるんで、ポルティマオで試してみたいんですよね。
ポルティマオには2022年版も持って行くんですが、僕は2023年版に集中することになると思います。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

バニャイア選手のモト3暗黒時代、突然、ロッシとウッチョがやって来て…って話は、note『フランチェスコ・バニャイア特集』でどうぞ!

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