『マルケス:目標は今年叶わなくても、2024年もある』
★2月22日、ホンダHRCがのマドリッドで2023年モトGPチーム&マシンのプレゼンテーションを行った。
★マルク・マルケス(30才、モトGPタイトル6回獲得)のコメント。
【2023年シーズンに向けては?】
「これまでの自分のキャリアの中で、一、二を争うぐらい重要な挑戦が待ち受けてますね。
これまでは勝利と栄光の日々だったけど、あの転倒事故が起きて…また勝てるように挑戦していきますよ。
今シーズン、目標達成に向けて懸命に努力しているし、たとえ今年叶わなくても2024年がありますから。」
【プレッシャーは感じる?】
「プレッシャーは常に上手く抱えていかなければならないものだから…特に勝とうって言う姿勢ならばね。
プレッシャーのおかげで集中力も増すし、プラスアルファの力が出てくるものでしょ…今は、そう言う力が足りないのだから。
僕はベストリザルト獲得のため、常にプッシュしてきたんです。このチームの歴史が物語っているわけで…うちはタイトル獲得を考えていかなければならないんですよ。」
【100%集中している様子だが…】
「スポーツ面を第一にし、常になんでもやるぞって言う気持ちじゃないと、好リザルトなんて出てくれませんからね。
これまでのキャリアではタイトル獲得のため多くのものを犠牲にしてきたし、プライベート面でもプロとしても難しい決断をしてきましたから。」
【今も同じ姿勢でいるの?】
「僕のスタイルもフィロソフィーは、20才の頃のままです。もちろん、経験を重ねてきてるんで、自分の利点をいかに活用していくかを探っていかないと。
武器や作戦は多ければ多いほど、状況を上手く乗り切っていけるものだから。」
【貴方だけが頑張れば良いのではなく、ホンダにも頑張ってもらわないと…】
「皆、同じ方向に目を向けてますから。戦闘力が高く、安全で速いマシンを作る方向にね。
手術を終えて復帰した時、(ホンダの)フィロソフィーが変わっていることに気づいたんですよ…セパンテストではけっこう順調だったし。
(今のマシンは)ハイサイドの恐怖がないんです…あれは予期せずして、突然、起きるものでしょ。」
【去年のオーストリアGP中、貴方はマシンに対する要望をはっきりと話していたが…】
「オーストリアでは、けっこう実りの多い話し合いができました…2023年に向け、どう対応していくかを確約してもらえたんで。
あの時は何か変化を起こす必要があったんです…ホンダHRCはそれを認め、実行してくれたんですよ。
セパンテストでは作業メソッドが変わっていたんで、僕もそれに合わせていかないとなりません。」
[ 後半に続く ]
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「あの転倒事故」。あそこで何戦か欠場して普通に治していれば2021年はチャンピオンに返り咲いていたんでしょうね。たらればを考えるのはあまり意味がないですが、何とか復活して欲しいですね。ホンダも頑張れ!
このマシンには綺麗さが無いですね。とっ散らかっている事が分かる姿ですね。これ以上怪我しないように願うばかりです。