MotoGP

ヤマハ『今年のモトGPエンジンは2022年に使うはずだったもの』リン・ジャービス

『ジャーヴィス:今年のモトGPエンジンは2022年に使うはずだったもの』

★ヤマハのモトGPチームは2022年より、F1エンジニアのルーカ・マルモリーニ氏を招聘してエンジン開発を進めている。
これもあって、ファビオ・クアルタラローはヤマハのマシン開発を信頼し、2年の契約更改を決めた(2023/2024年)。

★ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(モトGPマネージングディレクター)が、2月27日付け『Motorsport.com』記事で次のように話した。

【現在はマルモリーニエンジニアとエンジン開発を進めているが…】
「1年ちょっと前から『Marmotors(※マルモリーニ氏の会社)』と組んで作業をしているのですが、これまでいくつかの段階を経てきました。当初はそれほど大きな影響はなく…まず、我々の状況を知ってもらう必要がありましたから。
サポートは受けてますが、ただ、今でもエンジンは日本のヤマハサイドで作られています。各部品は日本の方で設計されているんですよ。」

【2023年版エンジンは…?】
「現在、マシンに搭載しているエンジンは、基本的に2022年使用するはずだったものです。昨シーズン中盤に問題を突き止めたので、その部分を設計し直したんですよ。」

【マルモリーニエンジニアは具体的にどんな役割を担っているの?】
「マルモリーニが実に上手くやってくれているのは…うちのエンジニア陣の作業に目を配り、どこに集中し、どこを注意すべきか指示することですね。
時にはプレッシャーをかけることもあるし、アドバイスを与えていることもあります。つまり、新たな視点を示してくれてるんですよ。」

★なお、マルモリーニ氏の影響は、今年より2024年の作業により見えてくる模様。

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo & Video:Instagram)

ヤマハ機のトップスピードが上がったのはマルモリーニエンジニアのおかげなのか?って話は、note『2023年セパンテストまとめ 日本メーカー編』でどうぞ!

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