『2023ポルトガルGP モトGP FP1リザルト』
★3月24日(金)、ポルトガルGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★朝はうっすら霧雨で、セッション序盤の10分間は使いものにならず。その後、晴れだし、路面コンディションも好転したため何周か試走した後、スリックタイヤで本格的に走行。
ただ、同セッションでの順位に大きな意味はない。
★ドゥカティ
首位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。1’38”782を記録。なお、ポルティマオテストでバニャイアが出した新記録は1:37.968。テスト時から好調だったので、サプライズではない。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは21位。転倒、ケガなし。転倒後はセカンドマシンを使用。
3位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは4位(VR46ライダーズアカデミー)。
5位ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)。2023年版ドゥカティ機としては首位。
チームメイトのホルヘ・マルティンは7位。セッション中の大半で首位を走っていた。
9位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。マシンに些細な技術トラブルが発生した模様。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは15位(2022年総合3位)。今回のような路面コンディションでは、絶対に爆走はしない。
※ドゥカティ勢トップ〜3位までが2022年版マシンである。
★ホンダ
2位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー、2022年はスズキファクトリー所属)。ビッグサプライズ。首位の弟マルケスとはわずか0.045秒差。14周回走行し、13周目に自己ベストを記録。ソフトタイヤを使用しているはずだが、本格的なタイムアタックではなかった。それほど重視すべきパフォーマンスではないものの、本人にとっては大きな自信となったはず。
チームメイトのマルク・マルケスは10位。セッション終盤にサンティ・エルナンデス(チーフメカニック)と何分も話し込んでいた。メカニック陣がマシン前部に手を入れている中、マルケス選手は「ポンピングが酷い」と言うようなジェスチャーをしていた。
13位アレックス・リンス(ホンダLCR、2022年はスズキファクトリー所属)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは18位。
★アプリリア
6位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは11位。
16位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは17位(2022年はKTMテック3所属)。
★ヤマハ
8位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。セッション終盤、大勢に抜かれていた。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは14位(、VR46ライダーズアカデミー)。転倒、ケガなし。転倒後はセカンドマシンを使用。
★KTM
12位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは22位(最下位)。
19位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは20位(2022年はホンダファクトリー所属)。
『2023 ポルトガルGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
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