『モルビデッリ:土曜よりは良くなったが、なんの助けにもなってない…』
★4月16日(日)、アメリカズGP モトGPクラスの決勝戦でフランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)が8位だった。
★前回のアルゼンチンGPでは久しぶりにトップ3争いをしつつ4位を連発させていたので、今回はスランプ脱出の成否を問う試金石的なレースウィークエンドだった。おそらく、転倒が多発しなければ、もっと下位だっただろう。
★チームメイトのファビオ・クアルタラローは決勝3位だった。
★モルビデッリ選手とヤマハの契約は今年末に終了する。なお、最近、後任候補としてSBKのトプラク・ラズガットリオグルがヤマハ・モトGP機のテストを行っていた。
★モルビデッリ選手のコメント。
【今回のレースについては?】
「8位は満足すべきリザルトだと思います…あと、情報収集もできたし、進歩も見られたんで。
ちょっと後方スタートだったんで(※5列目)、前に出て行くにはかなり一生懸命頑張らなくてはならなくて…でも、レース自体も僕のパフォーマンスも昨日より明らかに良くなってました。
とは言え、今のところ、なんの助けにもなってないんですけどね。」
【マシンの方は?】
「フロントのフィーリングが落ちてしまい、他の選手らが転倒してたんでけっこう慎重になりました。
8位になれればと思って走ってたんです…今のところ、うちにとってはそれなりの順位ですから。」
【日曜日は気温が少し下がり、風も出ていたため、各メーカー選手らがトラブっていたようで…】
「寒い時は無理をしなくても転倒してしまうから。僕も午前ウォームアップでやってしまったし。」
【ヤマハ機はどう?】
「うちは1周タイムで苦戦してしまうんです。ペッコ(バニャイア)とドゥカティ機がスピード面では一番だけど、ペースに関してはうちも力を発揮できますね。
ただ、今のところ、マシンはドゥカティが一番ですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
モルビデッリの謎の復調については、note『2023 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!
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