『ダッリーニャ:アプリリアやKTMだって、うちの戦法を真似ることはできるはず』
★2023年のモトGPにおける、各メーカーの参戦チームは以下のとおり。
ドゥカティ(計8選手):ファクトリー、プラマック、VR46、グレジーニ
アプリリア(計4選手):ファクトリー、RNF
KTM(計4選手):ファクトリー、GASGASテック3
ホンダ(計4選手):ファクトリー、LCR
ヤマハ(計2選手):ファクトリー
★マッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)はドゥカティの8選手体制について、「他メーカーよりもデータを大量に収集でき、フェアではない」と批判している。
★ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が、『Speedweek.com』のインタビューで以下のように反論した。
【8選手体制に対し、批判の声があがっているが…】
「レギュレーションには反してませんからねぇ。
どこのメーカーでもプライベートチーム1つ参戦させれば、モトGPの運営側から300万(※ドルorユーロ)の補償金が入ってくるが…
しかし、2つ目以降には何の補償もないんですからね。それは最初から決まっていたことだし、特定のメーカーだけ特別扱いなんてされてないじゃないですか。」
【現在、ドゥカティは3つのプライベートチームを有し…】
「プライベートチームがドゥカティ機を選ぶのは、他のメーカー機よりも優れているからでしょ。まぁ、あくまでも私個人の意見ですけどね。
メーカーが参戦させられるチームや選手の数の上限は、レギュレーションで定められてはいないでしょ。自由競争の場なんですよ。不平等な点はなにもないと思いますがね。
もしアプリリアがもっと選手を参戦させようと思うなら、もっと多くのプライベートチームに声をかけ、説得して歩けば良いじゃないですか。
モトGPでは各チームともに各マテリアルの選択に関し、自分達の判断で自由に決定できるのですからね。」
【現在、アプリリアを筆頭に他メーカーがレギュレーションの変更を要請しているが…】
「私はドゥカティに加入し、モトGPで働くようになってから、一度たりともレギュレーションの変更を求めたことはないんですよ。
他メーカー陣は常にレギュレーションの変更を求めてますけどね(※これまで、ドゥカティ発案のウィングや下降デバイス等が禁止されてきた)。
私は既存のレギュレーションを研究し、今、許可されている範囲内で作業するようにしてるんです。
KTMやアプリリアだって、もし望むのならば、うちの戦法を真似ることはできるんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
バニャイアのライバルはベッツェッキか?バスティアニーニか?って話は、note『2023 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!
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参戦台数に関してはその通りだと思うが、レギュレーションに関しては、決めた際の想定外のことをしているだけで、他メーカーが変更を求めるのは当然だと思う。
ウイング、ライドハイトデバイスなんて市販車に転用出来ない技術は、たとえmotoGPでも不要だと考える。
開発費を市販車でペイ出来なくなると、第2、第3のスズキが出てくるかもね。
仰る通りなんだけど、なんか腹立つなぁ
いやいや、ドゥカティが低迷していた時期に優遇措置が出来てその恩恵をかなり受けていた訳ですからね。
ECUの統一だってドゥカティが元々つかっていたメーカーになった訳だしね。
内々でかなりドゥカティよりにレギュレーションが変わっていった感は否めない。
アプリリア痛恨のミスはジジ・ダリーニャをドゥカティに取られた事かも
まぁ、そのおかげでロマーノ・アルベシアーノとか新しいエンジニアが育ってきたわけだけどね。
いやいや、今は、ないかもしれませんが、
ECU統一とか、全開で優遇受けてたのに、どの口が言うてるんでしょう。
規格にダメと記載がないからOK。
VWを始めとするディーゼル問題も、規制に検査時のチートプログラムを使用してはダメと書いてないから合法だ、というのと同じですね。
欧州では普通なのでしょうが、日本人の私には抵抗ありますねぇ・・・
これは正しいと思う。
かつて500ccの頃はホンダやヤマハが8台出した時期もあったんだし、今はドゥカがそれをやっているだけの話。
プライベートチームに使って欲しいなら、ドゥカより低価格でドゥカより戦闘力のあるマシンを提供すれば良い。
他メーターに競争できるバイクが無かっただけですよ。
>ウイング、ライドハイトデバイスなんて市販車に転用出来ない技術は、たとえmotoGPでも不要だと考える。
自分も同感。
そんなものに開発費を使うなら、オリジナルECU使用OKにした方がまだいいと思う。
今のモトGPは市販車に不必要なものばかり、カワサキが撤退したのもコレが原因、金だけかかってレギュレーションの抜け道探して、、、もう日本勢は撤退してもいいと思う(してほしくないけど)辞めたところでバイクの売上なんて変わんないよ、SSバイクの割合なんてたかが知れてるだろうし
台数制限なんてバカバカしい
日本メーカーがブイブイ言わせた時代だってあるのだから相手を貶めるより速いバイク作って優位に立てよってハナシ
ジジの言うように台数出せばそれだけにリスクもあるわけで容易には真似できんわな
むしろ市販車にウィングやライドハイトデバイスつけて欲しい。
今やSSではローンチコントロール付きのマシンもあるんだし。
むしろSSなんて趣味の乗り物なのだし、どんどんmotoGP技術をフィードバックして先鋭化させて欲しい。昔より高価になったといっても、フル装備の軽自動車と大差ないし。
ただ技術開発の名目も必要なので共通ECUなんてつまらないものも辞めて、ソフト開発も自由化するべき。