『バニャイア:苦戦しても、きちんと対応できるところを証明した』
★4月29日(土)、スペインGP モトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が予選で5位、スプリント(短縮レース)で2位だった。
★金曜日から苦戦し、FP総合13位となったが、予選1は首位で通過し、その後は好調だった。
アルゼンチン/オースティン決勝戦は2戦連続で転倒したので精神的に不安定になる可能性があったが、みごと復調してみせた。
★バニャイア選手のコメント。
「嬉しいです…良い仕事ができました。昨日、チームにリクエストを出しておいたら、希望通りにしてもらえたんですよ。
今日の午前セッションから良い感じで…ちょっと手を入れる必要はありましたけどね。けっこう違う感じのマシンに仕上がり、予選1の2回目出走から調子が上がったんです。
でも、もう少し何とかしないと…。第3セクターでけっこう失速してしまうですが、去年、そこではかなり強い走りができてたなんですよ。でも、どうすれば良いかはもう分かっているんで。
明日はかなり厳しいでしょう。特にフロントタイヤの温度がねぇ…。でも、今日に関しては大満足です。」
【適切なセッティングに仕上がるのに時間がかかったようで…チームメイト(※バスティアニーニが痛みにより棄権した)がいないと大変なの?】
「やはり、エネアみたいな速い選手がいてくれると、タイヤや各案のテストで助けになりますからね。いてくれたら良かったんですが…。
早く完治して、一緒に作業してくれると良いんですが。」
【去年、適切なセッティングに仕上がるのに土曜日のギリギリまでかかっていたことが多かったが…新しい進行形式だと、やりづらい?】
「かなりスピードアップして、仕上げられるようにはなってきてます。今日はFP3で作業を終わらせることができたし。
皆、同じ条件ですからね。新しい進行形式では、ちょっと苦戦してしまうと時間が充分にはないのだけど…でも、そう言うものなんだから。とにかく、常に流れに合わせていくようにしないと。
上手く対応できるってところを証明できましたよね。」
【KTM機が成長中だが…ドゥカティ機の良いライバルになりそう?】
「KTMはここでけっこうテストをやっていたし、まだスプリントが終わっただけなんで。正確には判断しきれません。
もちろん、かなり上手く作業してきてるとは思います…高いポテンシャルを引き出せてますよね。でも、どこがどこのライバルになるかを判断するには、まだ時期尚早でしょう。」
【(KTMは)ビンダーもミラーも、ブレーキングでかなり強いが…】
「そうですね。特に、マシンを上手く曲げることができてますよね。僕も最後はハードブレーキングで少し挽回することができたけど、あの2人は旋回で良い走りをしていたから。
あの2人のタイヤの消耗具合を見極めていかないと…スプリントはちょっと別物ですからね。」
【明日のレースはけっこう違う流れになりそう?】
「パフォーマンス的にはどうなんでしょうね。今日はユーズドタイヤの時のことを思えば、ペースは良かったですけどね。」
【自分の一番の強みは速さだと思う?それとも、立ち直っていける回復力の方?】
「どうなんですかねぇ。うちは速い走りができているし、マシンの戦闘力は高いし…2回転倒したことを除けば、常に前を走ってますからねぇ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
なぜアルゼンチンでバニャイアは苦戦していたのか?…って話は、note『2023 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!
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チャンピオンらしかったですね ミラーミスったところをすかさず頂いちゃってたところが