『プーチ:マルケス2020年の負傷前のレベルを取り戻しているようだ』
★5月14日(日)、フランスGP モトGPクラス決勝戦でのホンダ勢のリザルトは以下のとおり。
9位タカアキ・ナカガミ(LCR)
※マルク・マルケスは2位走行中に転倒リタイア(ファクトリー)
※アレックス・リンスは11位走行中に転倒リタイア(LCR)
※ジョアン・ミールは14位走行中に転倒リタイア(ファクトリー)
★今回は復帰したてのマルケス選手が予選2位、スプリント5位を獲得し、決勝戦でも2位争いの末にラスト2周で転倒リタイアとなり、真の『レースアニマル』ぶりを見せていた。
★マルケス選手の走りだけを見ていると『ホンダ機のパフォーマンスはドゥカティ機と変わりないのでは?』と思えてしまうのだが、それ以外のホンダ選手を見る限り、まだマシンは改善されていないようだ。
★ホンダのアルベルト・プーチ氏(チームマネージャー)のコメント。
【マルク・マルケスについては?】
「素晴らしいレースをしていましたね。あいにく、終盤に表彰台争いをしていた際、後続のヨハン・ザルコが戦闘態勢に入り…つまり、まだまだ競り合いを続けなければならない状況だったわけです。
チャンピオンライダーと言うのは、常にどんな状況であっても最大の結果を得ようとするものじゃないですか。
おそらく、マルクは既に、2020年に負傷する以前のレベルを取り戻しているのだと思います。
ル・マンでの走りはみごとだったし、明らかに、今使えるものを駆使して出来る限りの走りをしていたじゃないですか。
1ヶ月半ぶりの復帰で、その間、どんなオートバイにも乗らなかったと言うのに、アッと言う間にスピードを取り戻していました。この点は、実に重要なポイントだと思いますね。特別な選手にしかできないことでしょ。」
【カレックス製フレームについては?】
「しばらく前から進行中のプロジェクトなのですが、(カレックスとは)以前からコラボ関係にありますからね。
現在は、ここ数ヶ月に行われた作業の結果が見え始めているのですが、最初の一歩としてはポジティブだと思います。
まだ改善の余地がいくつかあるのですが…フレームのようなものに、やっつけ仕事をするわけにはいきませんからね。きちんとやるべきものだから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter)
カレックス製フレームはホンダ設計、欧州サプライヤーを試してるだけ!って話は、note『2023 スペインGPまとめ』でどうぞ!
なら予選の後追いやめろ。見てて不快でしかない。