『2023イタリアGP モトGP 決勝リザルト』
★6月11日(日)、イタリアGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位バニャイア(131ポイント)、2位ベッツェッキ(110ポイント)、3位マルティン(107ポイント)、4位ビンダー(92ポイント)、5位ザルコ(88ポイント)、6位マルティン(72ポイント)
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。圧勝。リアにミディアムタイヤを選択。土曜スプリントも優勝。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは9位(2022年総合3位)。今年初の決勝戦。とりあえず、ならし中。
テストライダーのミケーレ・ピッロは16位。
2位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。リアにソフトタイヤを選択。ラスト2周でやっとバニャイア選手に少し近づいたが、どうにもできなかった。
チームメイトのヨハン・ザルコは3位。いつも通り、前半は慎重走行で徐々に追い上げていった。
4位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。仏GPで右手親指を骨折し、まだ完治していない。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは8位(VR46ライダーズアカデミー)。リアにミディアムタイヤを選択したら、信頼感が落ちてしまった。
14位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのアレックス・マルケスはリタイア(2022年はホンダLCR所属)。第15ラップでスリップ転倒。第3ラップでは先行機のスリップストリームに吸い込まれて膨らみ、兄マルケス選手やベッツェッキ選手にかすりながらも持ちこたえたが、その後、ミラー選手を押し出してしまった。
※トップ10内に6選手が入った(※首位〜4位まで独占)。
★KTM
5位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。ドゥカティ以外のメーカー勢トップ。
チームメイトのジャック・ミラーは7位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。好スタートで第1ラップの『サン・ドナート』コーナーでは首位だったが、すぐにバニャイア選手に抜かれ、その後、弟マルケス選手に押し出されてしまった。長距離レースで苦戦しがち。
15位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのジョナス・フォルガーは19位(テストライダー)。最下位。ポル・エスパルガロ代役。
※今回のKTM機はドゥカティ機よりも何かが足りなかった。ただし、戦闘力の高さは確認できた。
★アプリリア
6位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。8日(木)に自転車走行中の『ながらスマフォ』で転倒し、かかとを強打。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは12位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは18位。
17位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラはリタイア(2022年はKTMファクトリー所属)。転倒。やはり、身体面がまだ100%でない。しかし、レースウィークエンドはまっとうできた。
★ヤマハ
10位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。契約更改のことを思えば、クアルタラロー選手と互角リザルトは良い兆し。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは11位(2022年総合2位)。
★ホンダ
13位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは棄権(2022年はスズキファクトリー所属)。
※マルク・マルケスはリタイア(ホンダファクトリー)。マリーニ選手に喰い付いていたが、第6ラップの『ブチーネ』コーナーで大きく膨らんで転倒した。
※ジョアン・ミールは棄権(ホンダファクトリー)。
『2023 イタリアGP モトGP 決勝リザルト』
『2023 イタリアGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
イタリア開催でのDUCATIワンメイクレース
ペッコ、ダブルウィンおめでとう
今年は打ち上げでハメ外し過ぎないように
メーカーはワンメイクだけどライダーはスペイン、フランスでペッコ以外のイタリアン勢はポディウムならずは課題
ベツェキ、ルカ、ベスティアのうち誰が抜けれるか
ペッコおめでとう!
とんでもないプレッシャーだったろうな
マルティンはスプリントで自信を付けてきたかな。
でもバニャイアを抜くのはもう一歩か。
バニャイアだけだとつまらないのでベスティアやオリベイラなんかも調子を早く戻して欲しい。
KTMももう一歩。ヤマハももう4歩。
とんでもなく悪くはないんだろうけどドカが良すぎるのよね。