『クアルタラロー:ケガはしたけど、自分的にはベストなレベルで操縦できた』
★6月25日(日)、オランダGP モトGPクラス決勝戦でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が転倒リタイアした。
★クアルタラロー選手はスタートダッシュで失敗し、猛プッシュ中に転倒し、右肘を負傷した。帰国の際は右腕にアームホルダー、右足にサポーターを付けていた。
★今回は予選4位/スプリント3位だった。なお、2021年の同GPは予選2位/決勝首位だった。
★決勝戦後、クアルタラロー選手が次のように話した。
【今週末については?】
「けっこう速い走りができることは証明したけど、あいにく、決勝戦では早々に転倒してしまい…またケガしてしまいました。
(GP直前に骨折した右足親指は)明日、手術して、その後はのんびり過ごします。」
(※6月26日に手術が行われ、成功しました。)
【決勝戦については?】
「スタートでミスってしまって…それだけです。次回に向けて、きちんと回復しないと。肘に痛みがあって…2〜3週間で100%回復できれば良いんですが。
スタートに関しては、頑張りすぎてしまったんです…今シーズンで一番ひどいスタートになってしまいました。」
【肘のケガについては?】
「転倒した時、肘をひねってしまって…それで今は、こうして固定してるんです。こう言うこともありますよね…でも、すぐに治るでしょう。」
【決勝戦について、もう少し詳しく話してくれる?】
「初っ端でミスってしまったんです。時々、とにかく完璧にやらなければって思ってしまうことがあるじゃないですか。
普通のスタートじゃなく、完璧なスタートをしようと思い…でも、結局、完全にネガティブなスタートになってしまいました。そのせいで順位をいくつも落としてしまって…。
それで、朝のウォームアップの時みたいに走って、なんとか追い上げようとしたんです。ところが、フロントが流れてしまい…。今は胸が痛いです。
ただ、今回、身体の左側を駆使して頑張ってたことを思えば、ポジティブな週末でしたね。
予選は最高だったし、スプリントは速いは走りができて良いレースになったし。ポジティブな週末だったと思ってます。
ケガはしてしまったけど、自分的にはベストなレベルで操縦できてたんで。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
ホンダより悪い状況、もはやヤマハは降参してしまったような…って話は、note『2023 ドイツGPまとめ』でどうぞ!