2023オランダGP【モトGP：決勝リザルト＆トピックス】

『2023オランダGP モトGP 決勝リザルト＆トピックス』

★6月25日（日）、オランダGP モトGPクラスの決勝が行われた。

★総合順位は以下のとおり。

首位バニャイア（194ポイント）、2位マルティン（159ポイント）、3位ベッツェッキ（158ポイント）、4位ビンダー（114ポイント）、5位ザルコ（109ポイント）、6位マリーニ（98ポイント）

★ドゥカティ

首位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン）。ドイツGPから3戦連続で2位だったため、今回は最初から優勝を目指していた。
チームメイトのエネア・バスティアニーニはリタイア（2022年総合3位）。第7ラップで8位走行中、転倒。順調に追い上げている最中だった。

2位マルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー）。
チームメイトのルーカ・マリーニは7位（VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟）。

5位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）。
チームメイトのヨハン・ザルコはリタイア。クアルタラロー転倒に巻き込まれた。

6位アレックス・マルケス（ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属）。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオはリタイア。

★アプリリア

3位アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー）。スタート直後にマルティン選手に接触し、正面ウィングの右羽の根本が取れかけ、最後までグラついていたが大きな支障はなかった模様。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスはリタイア。第3ラップでマリーニ選手を抜き、ファーステストラップを記録直後、第7コーナーでスリップ転倒。また、チャンスを無駄にしてしまった。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは11位。

12位ラウル・フェルナンデス（アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属）。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラはリタイア（2022年はKTMファクトリー所属）。

★KTM

4位ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）。上位争いの選手の中では、唯一、リアにソフトを選択。最後までタイヤを保たせていた。3位でゴールしたが、グリーン・ゾーンに乗っていたため降格となった。
チームメイトのジャック・ミラーはリタイア（2022年はドゥカティファクトリー所属）。第2ラップを7位で走行中、第1コーナーで転倒。

10位アウグスト・フェルナンデス（GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン）。
チームメイトのジョナス・フォルガーは14位（テストライダー）。最下位。ポル・エスパルガロ代役。

※グリーン・ゾーン処罰に関しては、モト2クラスのペドロ・アコスタがロングラップペナルティ実行中にグリーン・ゾーンに乗っていたが、処罰なしだった。

★ホンダ

8位タカアキ・ナカガミ（ホンダLCR）。ロングラップペナルティ実行。
チームメイトのステファン・ブラドルは13位。アレックス・リンス代役。

※マルク・マルケス（ホンダファクトリー）は棄権。ドイツGPでの転倒で骨折した肋骨が2ｍｍ伸び、痛みが酷い。午前中にメディカルセンターの検査を受け、『UNFIT（出走不可）』と判断された。
チームメイトのイケル・レクオナはリタイア（SBKホンダ選手）。ジョアン・ミール代役。

★ヤマハ

9位位フランコ・モルビデッリ（ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー）。スタートダッシュに失敗し、第3ラップでは13位まで落ち、第6コーナーでザルコ選手を巻き込んでスリップ転倒した。
チームメイトのファビオ・クアルタラローはリタイア（2022年総合2位）。

『2023 オランダGP モトGP 決勝リザルト』

『2023 オランダGP モトGP 総合順位』

（Photo：Motogp.com）