『ビンダー:マシンは最高なのに、僕がとんだバカ野郎で…』
★6月25日(日)、オランダGP モトGPクラス決勝戦でブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)が4位だった。
★ビンダー選手は3位でゴールしたが、グリーン・ゾーンに乗っていたため降格となり、後続していたアレイシ・エスパルガロが3位に昇格した。
★予選5位、スプリント5位だった。現在、総合4位(首位と80ポイント差)である。
★スプリントでは最終ラップで2位選手に接近した際、その直前に科せられていたロングラップペナルティを無視し、3位でゴールしたものの3秒加算処分が科せられた。
★ビンダー選手のコメント。
【決勝戦については?】
「今日はソフトタイヤを使うことにしたんで、序盤はちょっと怖かったんです…路面がけっこう滑りやすかったんで。でも、周回を重ねるにつれ、信頼感は増していってました。
タイヤを上手く使いこなすようにしてたんですが、終盤はガクッとタレてしまって…。残念ですよ。レースでは大きく前進できたのに、いまだタイヤコントロールがうちの弱点なんですよね。」
【グリーン・ゾーンに乗り、4位降格となってしまったが…】
「最初、僕は気づかなかったんですよ…でも、クールダウンラップの最中にアレイシ(エスパルガロ)がグリーン・ゾーンを指さしていて、そうしたらスクリーンに僕の姿が映ったんで、『これはマズい流れだ…』って思いました。
ピットボックスに戻ってから、ミスを犯したことや処罰が科せられたことを知りました。」
【その瞬間、どんな気持ちだったの?】
「最後の最後にミスをしてしまい…チーム全員に謝罪しました。本当に本当に残念で…だって、2回も表彰台を取り逃がしてしまったんだから。
本当に残念だったけど、規則は規則なんでどうにもできないでしょ。4位だって悪くはないけど、でも、絶対に表彰台の方が良いでしょう。」
【今週末については?】
「チームと一緒に懸命に作業を進めてきたんで、似たようなミスを2回もしてしまいウンザリしてます。(ミスに)気づいた時、自分に向かって『バカヤロー!』って言いました。
残念ではあったけど、でも、今回の仕事ぶりや成長ぶりには満足してます。ここ数年のマシンの中で今年のは最高なんですが、シーズン後半に向けてさらに前進できるような何か探り出さないと。
ドゥカティ勢が強くって…特に1速コーナーや狭いコーナーが凄いんですよ。あれはリアに、かなり手を入れてるからなんですよね。実際、物凄いプッシュだし。
うちは今週末、最高の出来とは言えなくて…金曜セッションがク◯まみれだったから。でも、大きく挽回出来たんです。ところが、最後は僕がとんだバカ野郎で……。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
KTMは唯一、ドゥカティに迫っているメーカー…って話は、note『2023 ドイツGPまとめ』でどうぞ!
ペナったね 二度もペナった!
親父にもペナられたことないのに!
ブラッドは弟と違って、速いしクリーンなライダーですよね~