『ザルコ:マルケスよ、もう少し賢くなれ…』
★2023年シーズン前半が終了し、ヨハン・ザルコ(33才、ドゥカティプラマック)は総合5位(首位と85ポイント差)に就いている。なお、表彰台は計4回上がっている(※2位が1回、3位が3回)。
★2024年に向け、プラマックチームはザルコ継続を希望しているが、ザルコ選手はいまだ悲願のモトGP優勝を果たしておらず、また、ドゥカティ側はマルコ・ベッツェッキを最新ファクトリー機に乗せるためプラマックに昇格させたいと思っている。
ザルコ選手がプラマックから放出された場合、移籍先としてグレジーニやホンダLCR等があがっている。また、SBKにドゥカティ機で参戦する噂も出ている。
★7月中旬、ザルコ選手がマヌエル・ペシーノ氏(※スペインの著名記者)のインタビューで、次のように話した。
【今シーズン前半については?】
「なにかと満足しています…優勝して、表彰台に上がりたいですけどね。
今年はスプリント(短距離レース)もあるから大変で…ただ、日曜決勝に向けて、かなり予習はできますね。」
【新しい進行形式については?】
「好きですよ。(レースウィークエンド中は)毎日、それぞれの目標を掲げられるんで、のめり込みますよね。」
(※今年4月のインタビューでは、「ファンサービスのイベントが多く、集中できない」とも言っていた。)
【チームメイトのホルヘ・マルティンが、現在、総合2位に就いているが…】
「彼は若いから、タイトル獲得の可能性も大きいでしょ。」
【貴方自身については?】
「僕はマシンや状況のコントロールを上手くこなすのが好きなんですよ…それが上手くできない時は、必要以上にリスクを負いたくないんです。
常に全力で走りたいと言う意欲は旺盛だし、そう言うのは本当に大切だと思ってはいますよ。
まぁ、加齢とともにコントロールも上手くなり、イカれた走りはあまりしなくなるもので…現在のレベルでは、コントロール能力は重要ですからね。」
【ところで、現在、あのマルク・マルケスが大苦戦しているが…】
「ホンダで過ごしてきた年月を思えば、もう少し落ち着いて、コントロールしていくことが重要なのかもね。
今のところ、優勝は無理じゃないですか…マシンの戦闘力がイマイチなんだから。
もう少し辛抱するか…もしくは、もう少し賢くなって、転倒でケガをしないようにしないと。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ベッツェッキ「プラマック昇格については考えてない」……って話は、note『2023 オランダGPまとめ』でどうぞ!
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なに言ってんだ、ちょっと前にマルクが「10位で完走目指すより1位を争って転倒した方がいい」っていってたでしょう
そのハングリー精神というか、批判されても予選で後追いするような貪欲さが必要なんだよ
それがマルケスだし8回チャンピオンになってるライダーなのに賢くなれって…
戦闘力が低いから頑張るんでしょう、早く走れないからセーブします、なんて誰が応援するのよ