『2023ブリティッシュGP モトGP スプリントリザルト』
★8月5日(土)、ブリティッシュGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★ドゥカティ
首位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。第2ラップから首位を独走。アルゼンチン以来、久しぶりの表彰台。アルゼンチンもウェットだった。レインタイヤの競争力を懸念していたが、グリッド3位に助けられた。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは12位。
2位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。PPスタート。最終ラップ序盤で弟マルケス選手に0”852秒引き離され、それを第1セクターで+0”664に、第2セクターで+0”534に、第3セクターで+0″439まで縮めたが、結局、0”366秒差で負けた。チームマネージャーのフラミーニ談「多分、もう2周前からプッシュし始めていたら追いついていた」。
チームメイトのルーカ・マリーニは11位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
4位位ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)。いつも通り、最後の最後で追い上げてきた。
チームメイトのホルヘ・マルティンは6位。
13位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー、2022年総合3位)。グリッド13位スタート。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは14位(2022年チャンピオン、VR46ライダーズアカデミー)。今シーズンの最悪レース。ここまで完全に戦闘力が低かったのは初めて。グリッド4位スタートだったが操縦が上手くできず、転倒しないよう注意して走っていた。後方スタートのチームメイトにまで抜かれてしまった。
★アプリリア
3位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。グリッド8位から好スタートを切り、第1ラップ終盤では7位だった。好リズムだったので、もっと上位グリッドならば、さらに好結果を目指せただろう。しかし、久しぶりにレース本番での動きが良かった。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは5位。最後、ザルコ選手に抜かれた。
10位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。グリッド16位スタートから追い上げた。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは19位(2022年はKTMテック3所属)。
★KTM
7位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。得意なコンディションだったし、グリッド2位スタートだったことを思えば、期待以下のリザルトである。スタート直後は首位だったのに、いつも通りに後方に下がっていった。
チームメイトのブラッド・ビンダーは9位。
8位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは16位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ヤマハ
15位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。日本メーカー勢トップ。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは21位(2022年総合2位)。
★ホンダ
17位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー、2022年はスズキファクトリー所属)。
チームメイトのマルク・マルケスは18位。優勝した弟アレックス選手と29”326秒差。心身共に無理ができるようなコンディションではない。
20位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのイケル・レクオナは22位(SBKフル参戦中)。最下位。アレックス・リンス代役。
『2023 ブリティッシュGP モトGP スプリントリザルト』
『2023 ブリティッシュGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
良くやらせたなってくらい予選と同じく酷いものでしたね。アレックスはおめでとうですが…スプリント入れたからますますセッション中止とかしにくくなってるのライダーとしては大変ですね
クアルタラロブービーか。。ヤマハとホンダが下位独占。
微妙なコンディションだとマシン差がさらに開くってところでしょうか。厳しい後半開幕戦。
逆に素性のいいアプなんかは、このコンディションで混戦のネガティブ要素が出にくくなって結果が良かった。
今日は完全ドライ? 巻き返せるかな。
それにしてもリニューアルしたオフィシャルサイトは一段と改悪されてしまいましたね。一段と見づらい。
BS12で8耐やってますね。