『ミール:引退の噂は?リンスのヤマハ移籍については?』
★8月6日(日)、ブリティッシュGP モトGPクラスの決勝でジョアン・ミール(ホンダファクトリー)が転倒リタイアした。
★予選は19位、スプリントは17位だった。現在、総合25位(−189ポイント)に就いている。
★6月始めのイタリアGPからケガで欠場し、今回、久しぶりに復帰した。
★最近、ミール選手がスペイン『DAZN』のインタビューで次のように話した。
【貴方は2024年末までのホンダとの契約を遵守せず、26才にして引退しようと思っていると言う噂が流れているが…】
「ホンダとの契約は守ります。世界一のチームながら、今は厳しい時期にあり…軌道修正を目指して、僕も貢献したいと思っています。
僕が望んでいるのは勝利ですから。これまで、僕がいたレベルに戻りたいんですよ。
他の選択肢は模索していません…今、目の前にあるものを上手く機能させたいんです。」
【引退の噂については?】
「何回か考えはしました。でも、将来、絶対に後悔するだろうなって思ったんです。いずれは引退するだろうけど、絶対に後悔しないって思った時じゃないとね。
今はそう言う時じゃないんで。後悔するって、自分でも分かりますから。
スポーツカウンセリングを受けてみたし、必要なことは全てやってます…僕はホンダと共に成長したいと思ってるんで。
もちろん、僕のキャリアにおいては確実に最悪な年だし、とにかく色々と起きてきますからね。
好きなことをして良い暮らしができるぐらい稼いではいるし…もっと若い時から物凄いプレッシャーだったんですよ。そう言うプレッシャーのおかげで動き出せるか、それとも立ち止まってしまうかってほどでした。
今シーズン前半、もう一人の自分が『焦るな、優先順位をはっきりさせろ』って言ってたんです。」
【チームメイトのマルク・マルケスも苦戦しているが…】
「マルクがこのマシンでああ言う状態だと言うことは、つまり、絶望的な状況ってことですからね。
間違いなく現役選手の中のNo.1ライダーなんだし、あれほど勝ちまくってた選手があんな風になっているのは見ていて良いものじゃないでしょ。
自分がこう言う状況なのにホンダ機自体は勝ちまくっていたら、心底心配してしまうでしょうね…今よりもっと心配になりますよ。」
【アレックス・リンスがヤマハ移籍を決めたが…】
「僕よりかなり上手く苦境を乗り切ってましたからね…スズキ撤退の時もそうだったし、今年、ホンダに入ってからもそうでしょ。
2人ともきちんと仕上がっている状態なら、多分、ある段階においては僕の方がもう少し結果を出せると思います。
ただ、大変な時期はリンスの方が結果を出せるんですよ。
今年はオースティンで優勝していたし…マシンがどんな状況かを思えば、あれは本当に素晴らしかったですよね。
ヤマハでの活躍を祈ってます。」
【夏季休暇中、お祝いごとがあったそうで…】
「素晴らしかったです。お陰様で、父親になれたうえ、こう言う大変な時期だからこそ、希望の光が差してくれるのは素晴らしいですよ。
これからも頑張ろうって気持ちになりました。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
マルケスが「ロッシと不仲になったきっかけは、ランチに招待された時に僕が…」って言った話は、note『2023 ロッシ&マルケス近況まとめ』でどうぞ!
リンスとの比較は意味不明。
チャンピオンイヤーはとても堅実だったし、安定性抜群だったけど、あの年だけなような。今のところmotogpクラスで強いなと思えたことはないんですよね。
考えたってことは引退ありえそう。
これまでのキャリアで悠々自適の引退生活ができるぐらい稼げているのかなあ。
マルケスなら分かりますけど。
ということで、生活のために現役続行するんじゃないですか。
道に迷っている感じはしますが、もう一回、輝いたところを見せてもらいたいですね。
まだまだ引退は早過ぎる!
来年まで我慢したら他のチームに移籍すればいい。