『バスティアニーニ:2023年版ドゥカティ機の乗り心地が悪い』
★8月17日(木)、オーストリアGPの木曜会見で、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)が次のように話した。
【開幕戦でいきなり肩甲骨を骨折し、いまだ調子を上げられずにいるが…】
「マシンの乗り心地が良くないんです。」
【オーストリアGPについては?】
「僕の得意トラックの1つなんですが…でも、なぜか日曜レースでは、いつも大きな収穫がないんですよ。
とにかく、今は厳しい状況が続いてるんで、なんにでも自分から合わせていくようにしないと。
自分やチームの実力は分かってるんで、あとは全てを上手くまとめれば良いだけなんですよ。
僕が去年乗ってたドゥカティ機と比べ、2023年版はエンジンが違っていて…コーナー進入が大変なんです。マシンを上手くモディファイできるよう、学習していかないと。」
【どんな風に?】
「これまで、うちはセッティング作業をかなりしてきたんですが、でも、あまり変化が見られないんです。僕としては、去年みたいな速い走りがしたいんですが…。
エンジンブレーキが、僕のライディングスタイルに合ってないんですよね。なんとかしないと…マシンの乗り心地が良くないのだから。」
【貴方の身体コンディションについては?】
「肩の方は大丈夫ですよ。100%ではないけど、もう大丈夫です。ジムトレーニングで頑張るとちょっと痛むけど、マシンに乗ってる分には問題ないです。
一番大きな問題が分かれば、あとはスイスイと進んでいけるはずなんですよ。
モトGPって言うのは、マシンを乗りこなせてないと速く走れないもので…僕のチームメイト(※バニャイア)や他のドゥカティ選手みたいに、他を引き離していくことが僕にはできないんです。
でも、イラつく必要はないんでね。とは言っても、アッセンの後、解決策を見つけ出さなければって思い…でも、シルヴァーストンではとにかく苦戦しまくったものだから、ちょっと気持ちがグラついてしまったんです。
とにかく、今は超速になろうとするより、データ集めの方が重要だから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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