『2023カタルーニャGP モトGP決勝リザルト』
★9月3日(日)、カタルーニャGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位バニャイア(260ポイント)、2位マルティン(−50ポイント)、3位ベッツェッキ(−71ポイント)、4位ビンダー(−94ポイント)、5位エスパルガロ兄(−106ポイント)、6位ザルコ(−119ポイント)
★アプリリア
首位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。今回はスプリントも優勝。2022年はモトGP初優勝を決め、タイトル争いにも加わったが、2023年はシーズン序盤で苦戦していたが夏季休暇後は調子を上げ、シルヴァーストンでも決勝優勝している。過去には『1周タイムだけ速い』と言われたこともあったが、現在は本人のメンタリティやアプローチも変わり、強豪ライダーの1人と見なされている。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは2位。今回はスプリントも3位。第1〜19ラップまで首位を固持したが、第18〜20ラップでエスパルガロ選手と競り合いとなり、最終的にヴィニャーレス選手がコースアウトし、『ロングラップ』状態となってしまった。
5位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。3位まで浮上したが、途中からリズムを落とした。
チームメイトのラウル・フェルナンデスはリタイア(2022年はKTMテック3所属)。
※最強バニャイア選手のリタイアも大きかったが、今回のアプリリア機は好調で1〜2位独占の可能性は充分にあった。
※当初、アプリリアはマシン開発で苦戦していたが、マッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)がマネージメントを専任するようになり、ロマーノ・アルベジアーノ氏(テクニカルディレクター)は技術面のみに集中できるようになった。
リヴォラ談
「心の底から喜べるような心境ではなくて…バニャイアとバスティアニーニは、本当に気の毒なことになってしまいました。とは言え、1〜2位独占は、やはり、本当に素晴らしかった。」
★ドゥカティ
3位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのヨハン・ザルコは4位。
6位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは10位。
11位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは12位(VR46ライダーズアカデミー)。
※フランチェスコ・バニャイアはリタイア(ドゥカティファクトリ)。第1ラップでハイサイド転倒、両足を負傷。精密検査のため病院へ搬送された。
チームメイトのエネア・バスティアニーニはリタイア。第1ラップで転倒し、多重クラッシュを引き起こした。精密検査のため病院へ搬送された。
(※両選手の容態については、こちら)
※やはり、バニャイア選手がいないと、ドゥカティ勢では優勝争いできる選手がいなかった。
★ヤマハ
7位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。日本メーカー勢トップ。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは14位(VR46ライダーズアカデミー)。
★KTM
8位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。
チームメイトのブラッド・ビンダーはリタイア。
9位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロはリタイア(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ホンダ
13位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。
チームメイトのジョアン・ミールは17位(2022年はスズキファクトリー所属)。最下位。
15位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのイケル・レクオナは16位(現在、SBKフル参戦中)。アレックス・リンス代役。
『2023 カタルーニャGP モトGP 決勝リザルト』
『2023 カタルーニャGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
ペッコが〜。。何とか復帰できますように。。
ペッコ
元気になってね
ペッコ元気になってね!
いや〜最高でしたねぇ
アプリリア大躍進、チームメイトとの争い、完走後の喜びよう…どれも見ていて楽しかったね
最初の大クラッシュはとんでもなかったけど…
特にハイサイト転倒後接触のあったバニャイアなんて大丈夫かな
立てそうにない感じだったけど。
去年もリタイアだったしバニャイアついてないね
バニャイアは大丈夫で、バスティアニーニが結構な骨折だったようで…無事を祈ります
昨日のスプリントもですが、エスパルガロ選手の抜き方が若干ダーティーに映るのは自分だけですかね?
アレイシ、ダブルウィンおめでとう!
久し振りに観て面白いレースでした
同じバイクでも前半速いヴィニャーレス、後半早いアレイシとライダーの特性を感じれるのがレースの醍醐味
フェアなレースらしく3人ともポディウムで清々しさと充実した雰囲気も良かった
アレイシは歳を重ねるごとにキャラも立って円熟期って感じ
若くて速い天才ライダーもいいけど、苦労人が花開くのもいいね
去年の因縁があっただけに、子ども達とポディウムに立てるなんてドラマですよ
ポルは確か技術トラブルでリタイアでしたっけ?
>エスパルガロ選手の抜き方が若干ダーティーに映るのは自分だけですかね?
多分
バニャイアは大丈夫そうで良かったですが、アプに食らいつこうとして無理したのかな?
チャンピオンシップを考えると、こういうコースもあると思って、マイペースに行くのが良かったんじゃないか。若干昔の悪い所が出たような感じ。
ヒザあたりに後続車が当たったように見えたので、長期欠場かと思ったが、あの程度で済んで本当にラッキー。
1ラップ目1コーナーの事故は起こり過ぎですね。
スプリントもあって多い印象なのかもしれないが、みんなもう少し抑えないと。
クアルタラロは決勝だけ去年のエアロに変えましたね。
様になる走りが出来ていたが、そこからどう変えて行くかが問題。じっくりと良い方向に持っていかないと。
アプは初の1・2フィニッシュらしいですね。
アレイシの方がタイヤマネジメントに長けていた。
>エスパルガロ選手の抜き方が若干ダーティーに映るのは自分だけですかね?
当たってないのだからセーフです
コースアウトしたのはチキンレースを頑張り過ぎた結果
クロスライン狙いをしていれば抜き返せていたかもしれない、そんなバトルですよ
yamahaは問題が奥深そうですね。ほぼ完全に去年型に戻したらハンドリング等は戻ったがあくまでも去年6秒離せたのは先頭に出れたからであって今年は他も速くなってるしますます酷くなったエアロ環境ではヴォーテックスなどで埋もれれば上位には這い上がれない。なのでアプリリアみたいな独自エアロやホンダのデカウィングで今年はデータ取らせるスタイルなどで模索するしか無いけど、ライダーは効果がないとしか言わない。暗中模索ですね。いっその事小さい羽だけのほぼエアロレスに行くべきなのか?F1もエアロ制限してるのにF1を例にエアロの開発は加速するべきとジジは言いますからドンドン加熱していって置いていかれそう。
モルビデリもサラリーをファビオに勝ってるからメインライダー並みを要求し始めてドゥカティが他を選択肢にし始めたとかありますから…(流石にモルビデリ折れそうですけど
アプリリアは良かったですけどラウルやFP見てるとまだまだトラブル多いですね。マッシモ氏のお陰でエンジンが良くなってシャシーの優秀さが解っただけにライドハイトデバイスとクラッチを整えてほしいですね