『エスパルガロ:歴史に残る日になった…誇りに思わなければ!』
★9月3日、カタルーニャGPのモトGPクラス決勝で、アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー、34才)が優勝した。
★第11ラップでは首位ヴィニャーレス選手に1”3秒引き離されていたが、追い上げ、追い抜いた。
★エスパルガロ選手のコメント。
【物凄い追い上げだったが…】
「シルヴァーストンで既に優勝してたんで、『一か八か…勝つか、転ぶかだ!』って思って、残り20分間ずっと予選みたいな走りをしてんですが、上手くいきました。
でも、今日のヴィニャーレスは僕より速かったんですよ。」
【現在の心境は?】
「2週間ほど時間を止めてしまいたいですね。金曜日からマシンの乗り心地が良く、今回は大チャンスだって思ってたんですよ。ただ、プレッシャーがかなりのもんで…楽ではなかったです。
今日はアプリリアにとって歴史の残るような日となったのだし、僕らは自分達が成し遂げたことを誇りに思わなければね。
最初の頃は本当に引き離されていて…でも、マシンを開発して首位と1分差にまで縮め…今日は1〜2位を独占したんですから。」
【スタートはどうしてしまったの?】
「悪かったんですよねぇ…でも、第1コーナーの多重クラッシュに巻き込まれずに済んだんで、ツイてました。
その直後、ペッコ(バニャイア)の身体が宙に舞い上がり、誰かが両足を轢いてしまってたでしょ(※ブラッド・ビンダー)。
皆、ピットボックスに戻り、僕は動揺してしまって…再スタートするのが、あまりにも早すぎたと思いますね。
再スタートする予定だって言われた時、まだコース上には救急車が停車していて、セーフティカーを出してアスファルトの状態を確認しようなんてこともしなかったんですから。
正直、僕はちょっと苛ついてしまって…序盤ラップは大変でした。」
【今日はヴィニャーレス選手の方が、プラスアルファの力を出せていたようだが…】
「そのせいで、こっちは本当に限界ギリギリでしたよ。昨日のスプリント優勝の方が話が簡単で、落ち着いて操縦できましたね。
今日はそう言うわけにはいかず、上手く操縦できなかったんですよ。風もけっこうあったし、ブレーキングではマーヴェリックの方が良い動きをしてました。
引き離されてた時は、もう追いつけないって思ったんですけどね。」
【アプリリアもドゥカティのように伸びていけると思う?】
「ドゥカティは脅威的なことを成し遂げましたからね…ドヴィツィオーゾと共に成長して、道を示し、日本メーカーを抑えたわけでしょ。
僕もちょっとドヴィのような立ち位置かなとは思います…然るべき道を選びましたよ。まぁ、まだまだ先は長いけど。
ドゥカティとの差は、まだ大きいでしょ…今回は迫っていけたけど、このまま、アプリリア全体で努力し続けていかないと。
僕はずっと、このプロジェクトを信じてきましたから。」
【スタート直後の多重クラッシュについては…第1コーナーの位置をもっと近づけた方が良いと思う?】
「僕ら選手は全員、適切な地点でブレーキをかける能力があり…第1コーナーで10人ごぼう抜きなんてことは考えられないんですよ。
つまり、どの位置からスタートしたかではなく、どんな風にスタートしたかが問題なんです。
スタート時の事故に対しては、もっと厳しい処罰を科すべきだと思いますね。ロングラップペナルティでは軽すぎますよ(※バスティアニーニは復帰した際に実行しなければならない)。」
【アスファルトについては?】
「今回はダブル優勝ができたとは言え、正直なところ、こうグリップが低いと、操縦していても楽しくなくって。アスファルトがツルツルなんですよ。
危険とは言わないけど…安全面の問題ではないんですよね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ヴィニャーレスのスタート下手は本人のせいだけではない?って話は、note『2023 オーストリアGPまとめ』でどうぞ!
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>※バスティアニーニは復帰した際に実行しなければならない
えっ!、マルは欠場で実行しなかったのに
ベスティアはしなきゃならないの?。
そりゃマルケスの場合ペナルティの内容が次戦ではなく”アルゼンチンGP”でDLLPを行うことだったからね
あんな素人みたいな隙だらけのペナルティを出したスチュワードパネルが悪いよ