『ロレンソ:ホンダはペドロサをテストライダーにしておけばねぇ…』
★9月8〜10日、サンマリノGPのモトGPクラスで、ダニ・ペドロサ(KTMテストライダー、ワイルドカード参戦、今月末で38才)が予選5位、スプリント4位、決勝4位だった。
★ペドロサ元選手はロードレース世界選手権に18年間ホンダから参戦していたが、2018年末に引退し、2019年からKTMのモトGPテストライダーを務めている。
★今シーズン、KTM機の成長が大きく、ドゥカティに次いでNo.2マシンと言われている。
★ホルヘ・ロレンソ(モトGP3回タイトル獲得)が、スペイン『DAZN』で次のように解説した。
「ここ4〜5年のホンダの状況は…もしダニ(ペドロサ)をテストライダーに起用していたら、絶対にもっと良かったでしょうね。たとえ、マルケスがケガをしたとしてもね。
現役中、大きく寄与した選手なんですから。あんな小柄な選手が、モトGPであんなに何回も優勝するなんて稀なことですからね。
技のある選手なんですよ…(あの体格で)あんな風に勝つには、技を磨かなければならなかったんですよね。
技術/賢さ/フィーリングと、どれをとってもダニは超繊細な感覚の持ち主で、そのおかげもあってどこが正しいか…どこが間違っているかを見抜くことができるんです。
KTMで実力を証明してるじゃないですか…ホンダはそれを失ってしまったんですよ。」
【しかし、ホンダにはマルク・マルケスがいるのだから…】
「全般的に見て、マルケスの方がダニよりも強いんですよ…まぁ、すべてのサーキットでってわけじゃないですけどね。
でも、技術や繊細さと言う意味では、ダニはあらゆるディテールにおいて超敏感になる必要があったんです。そう言う意味では、間違いなく超トップクラスでしょうね。
優秀なテストライダーになるには、操縦に関する技術と繊細さがスピードよりも重要ですから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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ロレンソの意見は率直で正しいと思うし、そう思って居るファンも沢山いる。
でも、マルクが支配しているホンダに残るなんて、
ペドロサの頭の中には、全く無かったと思います。
今の状況は、ホンダの失策でしかない。
結果論ですが、ホンダの見抜く力と先見性が無かったと言う話ですな。
ダニが去った後でも、マルケスだけは勝利を収める事ができて、他のホンダライダーは散々な事になんの手の打ちようもしなかった?!出来なかったって話ですよ。
せめてロレンソが苦戦して引退した時に、対策に乗り出せば良かったのにね。あの時から同じ様な問題出てたのにさ。
俺ももうちょっと頑張れたかもしれないって言いたそう。
コーナー進入でフロントが滑り、パワーをかけるとリヤが滑るということで、エンジン位置を後ろに移して、リヤのトラクションを上げて、その分減ったフロントの荷重をフロントウイングで補った結果、直らないという事かも、と勝手に考えてしまいました。
エンジン位置は前に戻して、リヤはスイングアームピボット位置を少し上に上げて、アクセル開けた時のアンチスクワット力を上げて元のバランスにもどらないかなと素人ながら考えてしまい、ドライブスプロケットとドリブンが遠くて、なんとなくルックスに出ているような。
ほんとアンチ日本メーカーコメント好きですよね。中上さんや小椋さんの記事殆どないですね。
ノーゼン様
当ブログはイタリアを中心に欧州メディアが発信するニュースを、まとめてご紹介しています。
そのため、日本人選手に関しては、良くも悪くも注目されない限り、ほとんど記事が出てきません。
一方、日本メーカーに関しては、これまでの実績から欧州では高く評価されているため、現在の不調についても常時記事が出てきます。
管理人としては、日本関連の記事は人気が出るため、興味深いニュースはできるだけ多くご紹介したいと言うのが本音です。
来年日本メーカーが復活したら、どんな記事を配信して頂けるのか楽しみにしています。