2023日本GP【モトGP：予選リザルト＆トピックス】

『2023 日本GP モトGP 予選リザルト＆トピックス』

★9月30日（土）、日本GP モトGPクラスの予選が行われた。

★ドゥカティ

首位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）。1’43”198。モチベーションも上がり、絶好調。シーズン前半は得意のタイムアタックで苦戦していたが、ここ最近、復活した。同トラックのPPレコードを更新（※2015年ホルヘ・ロレンソがブリヂストンタイヤで記録した1’43”790）。ペースも優勝争いが可能なレベル。
チームメイトのヨハン・ザルコは10位。

2位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン）。レースペースも好調。
チームメイトのミケーレ・ピッロは21位（テストライダー）。最下位。エネア・バスティアニーニ代役。

4位マルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー）。午前FP2では最高リズムを刻んでいたが、予選2の第12コーナーで激しいスリップ転倒を喫した。
チームメイトのルーカ・マリーニは欠場（VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟）。インドGP中に鎖骨骨折により手術を受け、療養中。

6位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ（ドゥカティグレジーニ）。（シートを失う可能性が高い）現状を思えば、同パフォーマンスは注目に値する。
チームメイトのアレックス・マルケスは欠場（2022年はホンダLCR所属）。インドGP中に肋骨骨折により静養中。

★KTM

3位ジャック・ミラー（KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属）。昨日よりペースが爆上がりしたが、トップ陣レベルではない。
チームメイトのブラッド・ビンダーは5位。リズムはハイレベル。

12位ポル・エスパルガロ（GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属）。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは13位（2022年モト2チャンピオン）。

★ホンダ

7位マルク・マルケス（ホンダファクトリー）。予選1を首位で通過。予選1ではクアルタラロー選手の、予選2ではマルティン選手のスリップストリームを活用。こうした姿勢には困惑させられるが、高い効果は出している。レース距離も悪くないので、特にスプリントで活躍できるかも。
チームメイトのジョアン・ミールは15位（2022年はスズキファクトリー所属）。

18位タカアキ・ナカガミ（ホンダLCR）。
チームメイトのステファン・ブラドルは20位（2022年はスズキファクトリー所属）。アレックス・リンス代役（金曜セッションに参加したが、痛みが酷かったため棄権）。

★アプリリア

8位マーヴェリック・ヴィニャーレス（アプリリアファクトリー）。同順位でそれなりに良しとしている様子。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは9位。苦手トラック。最終ラップの第11コーナーで、マルケス選手にあっさり抜かれてしまった。1周タイムは健闘したが、レース本番で上位入りは難しいだろう。

11位ラウル・フェルナンデス（アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属）。予選1を2位で通過。成長中。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは16位（2022年はKTMファクトリー所属）。

★ヤマハ

14位ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー、2022年総合2位）。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位（VR46ライダーズアカデミー）。
テストライダーのカル・クラッチローは19位。

『2023 日本GP モトGP 予選2リザルト』

『2023 日本GP モトGP 予選1リザルト』

（Photo：Motogp.com）