『ディ・ジャンナントニオ:なぜバニャイアを抜かなかったのか?』
★11月25日、ヴァレンシアGPでファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)が、予選11位、スプリント6位だった。
★スプリント後、ディッジャ選手が次のように話した。
【バニャイア選手よりも速そうだったのに…なぜ抜かなかったの?】
「今日の自分のスピードからすると、表彰台を目指せそうだなとは思ってました。
ペッコ(バニャイア)を抜こうかなとは思ったけど、ちょっとリスクが大きすぎたものだから。
ペッコに比べると、僕は加速でけっこう失速してたんですよ…上空映像で観ると、一目瞭然なんですけどね。
だから、コーナー立ち上がりでロスした分は、全部ブレーキングで穴埋めしなくてはならず…直線コースでロスした分を補うのに、1周まるまるかかってたんです。
こうなってしまうと、モトGPでオーバーテイクをかけるなんてほぼ無理なんで…遂行するためには、先行機に1周まるまる喰い付いてなければならないんだから。」
【それで、バニャイア選手にオーバーテイクを仕掛けられなかった…】
「クリーンなオーバーテイクにはならなかっただろうし、僕はなんでも有りの作戦で接触してしまうタイプじゃないんで。
全体的にはペッコよりも速かったけど、でも、一度も抜けるような体勢にならなかったんです。
実は、2回ほどトライはしてみたんですよ…でも、フロントが暴れまくったもんですから、無理をする気になれなくて。」
【つまり、『八百長』ではなかった…】
「カタールでもそうでしたが、僕はあくまでも自分のためにレースをしているんであって…自分とチームのために、最大限のリザルトを得るために走ってるんですから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
ディッジャ:下降デバイスも提供され、初表彰台も取ったけど……って話は、note『2023 オーストラリアGPまとめ』でどうぞ!
正直抜きにくいヴァレンシアで優勝争いでもないのにバニャイアにハードなパッシングは無理よね
なんでも八百長扱いはペッコにもマルティンにも失礼な話
この
「抜けたでしょ?」的な
詰め気味のインタビューは
ディジャにも失礼ですよね
観てても抜ける感じは自分は思いませんでした
ディジャが語ってるのが全てで、彼の走りを見ていたらいかにクリーンかが良くわかりますね。最終ラップ何度か首を振る仕草は見せてましたけど、彼のベストなオーバーテイクが出来る状態ではなかったのでしょう。
それだけペッコのブロックラインも良かったのだと思います。
しかしディジャ…これから楽しみなライダーですね~はやく来年のモトGPが見たいものです。