マルク・マルケス『まるで新しい靴を履いた子供みたい！』

『マルケ：まるで新しい靴を履いた子供みたい！』

★1月20日、イタリアのリッチョーネでドゥカティグレジーニの『2024年モトGPチーム・プレゼンテーション』が行われ、マルク＆アレックス・マルケス兄弟がライダースーツ姿を披露した。

★両選手の使用マシンはドゥカティ機2023年版であり、カラーリングはデザインも色合いもスポンサーロゴも2023年シーズンとほぼ同じようである。

★なお、マルク選手の個人スポンサーである『Red Bull』のロゴは、ヘルメットのみでカウルには見られなかった。

★マルク選手のコメント。

「皆さん、こんばんは！
今日、ここで皆さんとご一緒できて、本当に嬉しいです。
長年、他のチームにいたものだから、けっこう不思議な気分ですけどね。」

【弟アレックス選手が、『ピットボックスの右側スペースは僕のもので…兄には渡さない』と言っているが…】
「そう言ってましたねぇ…まぁ、なんでも作戦だから。いずれにせよ、去年はアレックスの方が成績が良かったから…『野獣』は大人しくしてますよ！」

【新しいマシンについては？】
「とりあえず、たった1日、50周回乗っただけだけど、気に入ってるんですよね…大満足ですよ。
希望に胸膨らませているし、早くセパンテストを始めたいです。まぁ、あそこは苦手トラックなんだけど。
スペインで良く言う言い回しだと…新しい靴を履いた子供みたいな心境です。新しいことを学んでいきたいですね。」

【2024年シーズンについては？】
「移籍し、新たな挑戦になるわけで…目標は楽しむことですね。ここ3〜4年は厳しかったんで、これまでとは違う何かを求めてたんですよ。
僕に考える時間を与えてくれたのは、グレジーニチームだけだったんです…考えがまとまったから決めました。
僕にとってはリスクの高い挑戦であり、長い歴史を持つグレジーニチームにとっては素晴らしい挑戦となるでしょう。」

【ここ、エミリア・ロマーニャはどう？】
「これまで行き慣れていた所とは全然違っていて…ドゥカティの工場やグレジーニの倉庫を見学させてもらい、一緒に夕食を取ってから、初めてパデルの試合もしてみました（※テニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技）。
チームとはアットホームな関係を築きたいと思っていて…レプソルチームでも大勢と友達付き合いをしていたんですが、ここの人達は本当に素晴らしくって…1年間、共に成長していけるよう頑張ります。
あんまり急ぎすぎると、きちんと消化できないですからね。」

【誰がライバル？】
「一番手強いのは自分自身でしょうね…自分のことを、きちんとマネージメントする必要があるでしょう。
期待は大きいんで、ピットボックスではチームと一緒に努力していかないと。
ドゥカティグループに入ったんですからね…やはり、バニャイアやマルティンを目指していきますよ。
これまで、ホンダに新しい選手が入ってくると、僕を目指して頑張っていたようにね。」

【現在の心身の状態を10点満点で表すならば…何点？】
「精神的には10点で、身体の方は常にそれより低いですね。でも、ここ4年間と比べたら、どんどん良くなってきてますよ。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Gpone）

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