MotoGP

ラウル・フェルナンデス『もし僕が最新ファクトリー機に乗ったら、アプリリアのためにもなる』

『フェルナンデス:もし僕が最新ファクトリー機に乗ったら、アプリリアのためにもなる』

★ラウル・フェルナンデス(23才)は2023年に、アプリリア・プライベーター『CryptoDATA RNF』チームからモトGP参戦し、総合20位(51ポイント獲得)だった。
レース最高リザルトはスプリント9位、決勝5位である。

★2023年シーズン後半は右腕の腕上がりに苦しんでいたが、手術後、リザルトが上がっていった。

★2024年は『CryptoDATA RNF』の後任であり、財政的にも安定している『Trackhouse Racing』チームから、引き続きアプリリア機でモトGP参戦する。
マシンは2023年版だが、エンジンは2024年版が搭載される。また、シーズン中に改良パーツが提供されていく予定でである。
なお、ラウル本人は、
「僕が最新ファクトリー機に乗れたら、アプリリアも多くの情報が収集できる。ドゥカティは、そう言うやり方で成功した」と主張している。

★ちなみにラウル選手によれば、2023年版マシンの特性は2022年版と似ているが「フロントが凄い」とのことで、ペース面で0.6〜0.7秒削れたとのこと。

★昨年11月のヴァレンシアテストでは、「以前よりもアプリリアと直接的な作業ができるようになった」と喜んでいた。
アプリリア側のサポートは手厚いようで、「FPセッション終了後は、ほぼいつもマッシモ・リヴォラCEOが顔を出してくれる」と。
ただ、2024年に向けてはピットボックス内のスタッフを1〜2名増やして欲しいそうで、
「チーフメカニックとテレメータの2人が、あらゆる作業をしていて…ファクトリーチームなら、4人でやるような仕事だと思う」と訴えていた。

★現在の契約は2024年末に終了するため、2025年のモトGP参戦継続を目指して尽力することとなる。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

アプリリアの今年の不調は選手陣にも責任あり…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!

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