『イアンノーネ:希望が持てる』
★1月29~30日、SBKテストがポルティマオ・サーキットで行われた。
★同テストリザルトはこちら。
なお、モトGPクラスから参加していたマルケス兄弟は、トランスポンダー未使用によりタイムはない。
★アンドレア・イアンノーネ(34才)は2013〜2019年までモトGP参戦していたが、2019年シーズン終盤にドーピング陽性が発覚し、4年間の出場停止処分が科せられた。
2024年よりドゥカティ機でSBKに初参戦する。
★モトGPテストでは使用できるタイヤ本数が限られているが、SBKテストでは予選用タイヤ『SCQ』が使い放題なのだが、イアンノーネ選手はエクストラグリップを使いこなせず、同テスト2日目は17位(+1.465)だった。ただし、レースペースは悪くない。なお、次のフィリップアイランドでは利用可能な最も柔らかめタイヤは『SC0(※ミディアム)』となる。
★イアンノーネ選手が、次のように話した。
【今回のテストについては?】
「ペース面で確実に進化がありましたね…以前よりも効果的な動きができ、ちょっと競争力が上がったんでね。
ベストタイムは15〜16周回済みのユーズドタイヤで出し、1.40.6だったんで満足してますよ。
ただ、もっと効果的な動きをするには、新タイヤの活用法をしっかり掴んでいかないと。
ヨーロッパでのテストは今回が最後で、次はオーストラリアでしょ…うちはもっともっと頑張らないと。
ただ、スタートラインのベースとしては最高だろうし、おかげで希望が持てますよ。
ワクワクしてるんでね。オーストラリアでどこまで出来るのか…楽しみですよ。」
★次のSBKテストは2月19~20日にフィリップアイランドで行われ、開幕戦は2月23〜25日に同サーキットで行われる。
(参照サイト:『Corse di moto』)
4年のブランク、年齢もキャリアピークを越えつつあるのに、これだけ走れるのはたいしたもの
楽しみが増えました
やっとドーピング男が帰ってきたか。
速さは同世代のGPライダーの中でも屈指だったので復帰は本当に嬉しいですね
昨今珍しい個性派ライダー、応援しています