MotoGP

2024 セパンテスト初日【モトGP:リザルト&トピックス】

『2024 セパンテスト モトGP 初日』

★2月6〜8日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われている。

★初日6日の概要は以下のとおり。

★ドゥカティ

首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは不参加(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
テストライダーのミケーレ・ピッロは23位(モルビデッリ代役)。新エアロダイナミクス試用。

4位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは8位(VR46ライダーズアカデミー)。

5位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)。2023年版マシン(エンジンは2024年版)を試用後、2024年版マシンに乗り換え。ベースセッティング作業。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは16位(2連覇チャンピオン、VR46ライダーズアカデミー)。セッション開始直後に第11コーナーでスリップ転倒。2023年版マシン(エンジンは2024年版)を試用。ベースセッティング作業。

7位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルク・マルケスは9位(昨年はホンダファクトリー)。1回目出走の4周後に技術トラブル発生し、ピットボックス待機(シャッターが閉められた)。1時間後に再開。ドゥカティ機で初『転倒持ち直し』を披露。

★KTM

2位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。新エアロダイナミクスも使用し、あらゆる面でファクトリー仕様となっている。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは21位。スリップ転倒、ケガなし。

12位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。2024年版マシンのベース作業。
チームメイトのジャック・ミラーは18位。2024年版マシンのベース作業。昨年のクリスマス前、モトクロス走行中に右手の舟状骨を骨折。本人は「もう大丈夫だ」と。第2コーナーで転倒、ケガなし。

★ヤマハ

3位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは11位(昨年はホンダLCR)。
テストライダーのカル・クラッチローは19位。

※リアウィング2種を試用(サイズが異なる)。

★アプリリア

6位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは13位

15位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアTrackhouse)。2024年版マシンを試用。リアに奇妙な物体(気流センサー?)を搭載したマシンで、数周走行(下写真)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは22位。セッション開始直後に第11コーナーで転倒、マシン損壊。テスト後、病院で検査したところ、帰国を勧められた。カタールテスト(2/19〜20)で復帰する予定。

※2023年版マシンの走行テストも行っていた。

★ホンダ

10位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは20位。

14位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。リアウィング付き/なしの両マシンを試用。
チームメイトのルーカ・マリーニは17位(昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。リアウィング付き/なしの両マシンを試用。テスト後、「ホンダ全選手が2台のうち同じ方を推している。ヴァレンシアテスト時より向上した。全分野で前進しているが、まだ本来のポテンシャルの60%ぐらいだ」とコメント。

『2024 セパンテスト初日 モトGP』



POSTED COMMENT

  1. チャオ より:

    いよいよ全ライダー揃い踏みのセパンテスト始まりました。注目のアプリリアのアレですが、F1
    テストで見掛るエアロレーキのミニサイズかな。元々アプリリアは数年前から実践でピトー管を
    フロントに差し込んでデータ取ってましたよね。まあモーターサイクルでのエアロダイナミクスは
    人間が右往左往するから、後方タービュランス抑制のリアスポイラー等を弄って各メーカー手を入れる感

    日本勢、改善の兆しを感じますね。ヤマハM1がアグレッシブと言うか、ファビオが望んでた事では
    パワー引き出すには当然、エンジン特性は獰猛になるんじゃないの。ただホンダの轍は踏まない様に。
    HRCもタイムはパッとしなくとも人馬一体感が大事だから、跳ね馬じゃじゃ馬じゃないRCVになればと。
    優遇措置も有効活用して、打倒欧州勢で良いテストにして欲しい。

  2. maxtu より:

    シェイクダウンからレギュラーライダーが参加していたから間隔的にタイトに感じますが、いよいよ2024年がスタート
    Apriliaは公の場でもデータ採取、テストに積極的ですね
    他メーカーも追随するのか?

    セパンが得意なディジャは2024年も好調をキープしてるようで、マルケスと共にワークスを食うか注目かな

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