『ディ・ジャンナントニオ:ドゥカティ機2023年版はポジティブ面のみ、以前より楽になった』
★2月6〜8日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が、最終日テスト(8日)で8位だった。
★昨年末にドゥカティグレジーニからVR46に移り、マシンも2022年版から2023年版に乗り換えた。今のところ、チームメイトのマルコ・ベッツェッキより乗り換えが上手くいっている。
★ディ・ジャンナントニオ選手が最終日テスト終了後、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。
【今回のセパンテストについては?】
「良い仕事ができました。去年、(ヴァレンシアテストで)2023年版ドゥカティ機を試した時、すぐにステップアップしていることが分かり、ポテンシャルの高さを感じたんです。2022年版よりかなり強い走りができるんですよね。
去年、セパンにで走った時と比べると、今回は速攻で良い感じで始められたんですが…上位陣と比べると、何か足りなくって。
この3日間、上手いこと作業を進められたんで、満足してます。マシンのフィーリングが、かなり良いんで。」
【ベッツェッキ選手は、『2023年版を乗りこなすにはライディングスタイルを変えなければならない』と言っているが…】
「去年、表彰台の後でペッコ(バニャイア)に2022/2023年版マシンの違いについて訊いた時、『ちょっと違うから、多分、君の方が合わせていかないと…』って言われたんですよ。
ただ、結局、悪い意味での違いはまったくない感じで…とにかく、あちこち改善されまくってると思いました。
マシンのグリップは上がってるし、トラクションも増してるし、直線コースはもっと速くなり、以前よりも強いハードブレーキングができるし。
だから、僕としては以前より楽になったって感じです。ポジティブ面のみって感じですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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