『バイラ：マルク・マルケスは速いだろう…だが、新たなドゥカティNo.1にはなれない』
★3月4日、KTMのピット・バイラ氏（モータースポーツ・ディレクター）が独メディアに次のように話したと、『Motorsport.com』が報じた。
【今年はドゥカティから、あのマルク・マルケスが参戦するが…】
「マルク・マルケスは素晴らしい選手だし、今年は最強パワーのマシンに乗るわけでね…この組み合わせは、かなり危険でしょ。
ただ、ドゥカティ勢の新たなNo.1になるとは思えないし、転換期としても決定的なものにはならないでしょう。
同じマシンに乗る最強ライバルを持つことになるわけで…ペッコ（バニャイア）は驚異のチャンピオンライダーだし、マルティンは死にものぐるいで向かってくるでしょうからね。
あと、うちのマシンではブラッド（ビンダー）もいますから。マルケスのワンマンショーにはならないでしょ…まぁ、初日から戦闘力は高いでしょうけどね。」
【KTM機2024年版はどう？】
「大満足ですよ…改善したいと思っていたエリア全てに進展がありましたから。
セパンとカタールのテストでは、予想以上のタイムも出せました…まぁ、ライバル陣も同様ですがね。
マシンのコンフィグレーション（配置・構成）に関しては各種用意したので、選手がそれぞれ自分に合うものをチョイスできるでしょう。
ただ、話し合いの結果、4選手全員が同じエアロダイナミクスを使用することにしました。4人が全員、同じパッケージを選んでくれてねぇ…大満足ですよ。
セッティングやデータ分析が楽ですからね。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）
