『ビンダー:ベストリザルトだけど、もっと努力しないと』
★3月8〜10日、モトGP開幕戦となるカタールGPが行われた。
★日曜決勝で、ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)が2位だった。
土曜スプリントも2位で、現在、総合2位である。
★KTMテストライダーであるダニ・ペドロサは、かつて『永遠の2位』と揶揄されたことがあったが…今回は「KTM正規選手のビンダーが引き継いでしまったようだ」と言われていた。
★ビンダー選手のコメント。
【今回の決勝については?】
「今日は2位がベストリザルトだったんだと思います…昨日のスプリントもそうだったし。
昨日はリアタイヤが速攻でタレてしまったんで、今日はレースマネージメントをする必要があって…とにかく、長いレースでした。
ペッコ(バニャイア)が優勝すると、いつも励みになるんですよね…追いついてみせるぞ!って。
ただ、今日のタイヤでは、プッシュしたら完走できないって分かってたんで。
ペッコは凄いですよ…驚異的な仕事ぶりでした。」
【レースでの走りっぷりから、ドゥカティ陣営では貴方のことを『野犬』と呼んでるそうで…】
「僕は二重人格なんですよ…プライベートとトラックでは別人なんです。
遅かれ早かれ、うちは全て上手くいくようになりますよ…僕は常に全力疾走だし。」
【KTM勢はタイヤ消耗が激しいようで…】
「ジャック(ミラー)もそうだし…KTM選手がタイヤ喰いなのは、皆、知ってますからね。
だから、他のメーカー機と同じレベルで完走するなんて、うちにとっては至難の業なんです。
僕はタイヤ温存のために手を尽くしてるけど、今日はフロントまで逝ってしまいました。」
【KTM勢はミラー選手が転倒し、アコスタ選手も後退していき…最後まで上位を維持したのは貴方だけ…】
「やっぱり、勝ちたいならグリップをもっと上げて、きちんと完走できるようタイヤ温存を向上させないと。
現在、うちはその辺の作業をしているとこで…上手くいったら、もっと前に出ていけるんですけどねぇ。早く、そうなってくれると良いんですが。」
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
このタイヤ温存ってところが各メーカーが悩むイタチごっこなところよね。いくら早くなっても最後までタイヤが持たなきゃ結果が出ない。マシン作りって延々に終わらない。
傍から見ると優勝するための走りじゃなく
とりあえず前に出たいmoto3走りに見えたよ
マルティンと無駄にごちゃごちゃやってる間にバニャイアだけ逃げてしまい
自分たちはタイヤを消費して…っていう
バニャイアは速かったけど落ち着いて無駄なオーバーテイクを控え追走すれば届かなくは無い距離感だった
DUCATI陣営の言う野犬って所構わずとりあえず噛みつく(オーバーテイクする)とかそういう意味でしょ
今回ぶっちゃけバニャイアの味方してたけど
KTM勢最速なだけに噛みつく相手はチャンピオン相手であってほしい
あの走りで順位を落とさず走り切れる所が凄いですよね。
上位選手と違って、かつてのマルク氏の様にかなり振り回して走っている印象なんですけどね。
ブラッドは今年来そうな予感