『ホンダSBK、いまだ苦戦状態』
★3月14〜15日、バルセロナサーキットでスーパーバイク世界選手権(SBK)の『ドルナ・サポートテスト』が行われた。
(※最終日リザルトは記事下にあります。)
★シャヴィ・ヴィエルジェ(ホンダ)が同テスト最終日、19位(-1.632秒)だった。
チームメイトのイケル・レクオナは24位(-2.757)だった。
★ヴィエルジェ選手は2月末のSBKフィリップアイランド開幕戦では予選13位、レース1で10位、スーパーポールレースで12位、レース2で13位だった。
一方、レクオナは開幕直前のテスト中に負傷し、金曜FPセッション後に欠場を決めた。
★ヴィエルジェ選手のコメント。
【今回のテストについては?】
「作業予定は全てこなせたし、いくつか改良を加えることもできました。
テスト初日はマシンのフィーリングがそれほど悪くなかったけど、セッティングに手を入れたら落ちてしまって。
最終日も作業を進め、かなり走り込んだところ、新たな発見があったんですよ…特に電制システムやエンジンブレーキ、スイングアーム関連ですね。
まだ思っていたような効果を100%出せてないけど、どの方向に進むかのヒントは得られました。
レースウィークエンドに向け、可能な限りベストなベースが見つけられるよう、分析しなければならないデータがたくさんあるんですよ。」
★レクオナ選手のコメント。
【今回のテストについては?】
「フィリップアイランド以来、久しぶりにマシンに乗りました…自宅で通常トレーニングはできなかったんで。
(テストでは)ベストを尽くしました…医師の指示に従って、焦らずに走らなければならないんですけどね。
初日は午前セッションのみにして、午後はバルセロナの理学療法士のところへ行きました。
最終日の朝、肩の調子が意外に良かったので、ほぼ1日走ってました。マシンの走り心地はそれほど悪くないけど、最後はちょっと疲労感が出てしまって。
やりたいことは全て試してみたので、今後はデータ分析をし、なにが上手く機能していたかを仕分けしないと。
やはり、マシンの全エリアに手を入ればければならないんですが…次のレースではグリップが問題になるでしょうね。でも、皆、同じ条件だろうから、なにか探り出さないと。
通常、このマシンはバルセロナ向きなんで、あとはトラックコンディションがどうなるかですね…それから、僕の身体の具合もどうなるものか。」
★両選手ともベースとなるセッティングがまだ仕上がっていないため、次回も苦戦する可能性が高い。
★なお、SBKカタルーニャラウンドは3月22〜24日に開催される。
(参照サイト:『Corse di moto』)
プロトタイプと違ってまかりなりにも一般向けに市販するマシンで
このポンコツ状態っていうのはそもそもレース向けではなく公道ツーリングレベルってことでは
SBK用にチョイス間違ってたのかも