『アコスタ:バニャイアの後ろについて、かなり学習できた』
★3月22〜24日、ポルトガルGPが行われた。
★24日(日)、ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、ルーキー、19才)が決勝で3位だった。
★マーヴェリック・ヴィニャーレスの転倒リタイアもあり、モトGPクラスで2戦目にして初表彰台を獲得した。
★ゴール直後は「超嬉しいです…金曜の午後セッションでは予選2へのダイレクト進出ができなかったんですから」とコメントした。
なお、今回のサーキットはモトGP機では初走行だった。
★アコスタ選手のコメント。
【モトGPでの初表彰台を獲得し…】
「チームがかなり頑張ってくれたんだと思います…僕はレースウィークエンドになると厄介なタイプで、すぐに苛ついてしまうもんですから。
でも、チームが正しい方向に導いてくれて…皆、夜まで賢明に作業してくれました。毎朝、起きると、技術スタッフらからのメッセージが20〜30通来てるんですよ。」
【今回の決勝はどんな感じだったの?】
「ペッコ(バニャイア)の後ろについて走ったのが、かなり役立ちました。じっくり観察できましたからね…とにかく、ペッコはタイヤ温存の上手い選手の1人なんだから。僕はカタール戦の時、全然ダメだったんで。
ペッコは身体を使いまくってました…両足を奇妙に回転させて、加速時の最初の数メートルの加速を上げたりとか。僕もちょっと試してみたんですよ。」
【その後、バニャイア選手を抜き…】
「初めてトライしてみました…そうしたら抜き返されてしまって。良いもんですね。
きちんと抜くのにちょっと苦労して…第1コーナーでふくらんでしまったもんだから。
それで第3コーナーでもっと上手くやろうと思い、準備してたんです…そこでオーバーテイクのチャンスを掴もうと思ってね。」
【KTM勢トップだったが…】
「今、そう言うのは全然意味ないんですよね…戦って、勝ったってわけじゃないんで。
去年、ブラッド(ビンダー)はここで苦戦していたし…今後、彼向きのトラックが巡ってくるのは確実なんで。ジャック(ミラー)の方は、去年同様、今週末も苦戦してたし。
僕は、あの2人から多くを学ばなければならないと思ってますから。」
(参照サイト:『Gpone』)
ロッシ直伝のタイム落としてタイヤを復活させる術をペッコの後ろで走る事で実感したのかも
新人らしい謙虚さと新人らしからぬ度胸と冷静さ。
ペドロ氏を見て、アレイシ氏やヨハン氏は世代交代を感じたかもしれませんね。
地味だけど、アウグスト氏も6ポイント取ってたのはあまり気付いてないだろう…
ロッシともマルケスとも違う。それでいて、具体的にどこが…とは言いづらいけど、この三人にはどこかに共通点があると思う。 ロッシが1979年、マルケスが1993年、そしてアコスタは2004年生まれ。それぞれの世代の考え方を象徴してるのかなとも感じる。マルケスも不慣れなドゥカティとは言え、アコスタにスピードで微妙にやられてるし、何か末恐ろしいものを感じる事は間違いない。ルーキー2戦目でバニャイヤを追い詰める、結果表彰台、特に今のモトGOでそれを実現したのは運だけではない。すごい!
最近はバイクが7割だなんて言われたりしてたけど、アコスタ見てるとやっぱり違いを出すのはライダーなんだと感じる
座談会では坂田がアコスタはGPを乗りこなすのは時間がかかりそう、みたいなことを言ってたのに
この2戦の結果だけ見ると
ドカGP24>KTM、アプリリア>ドカGP23>ヤマハ≒旧アプリリア>ホンダって感じかな?今年はアコスタも含めKTM勢がどこまでGP24に迫っていけるかが見ものですね。
素人のファンは気が付かないだろうが私の様なベテランファン(モトジビーを90年代にNHKでやってる頃から見てます。生で全日本も観に行った事もあり有名サーキットでクルーもしています)は前々からタカはKTMにベストマッチングなライディングをしていると気が付いている。
タカは外足のチャタリングのセッティングがうまいのだ。キャンパー角のトラクションを微妙な角度でシームレスしている。あと数ミリズレたら大変な事だ。
恐らくタカがKTM機に乗っていたら最強であろう。確実に今回のレースは表彰台に上がっていた。物凄い事を成し遂げていたであろう。
才能はタカとペドロはほぼ互角なのだからな。
アコスタに夢中!
WGPにNS500が投入された頃に注目して1987年の日本GP再開以降は欠かさず現地観戦しつつテレビ大阪時代からの放映を観続けてるワシのような素人ファンにはさっぱりわからんかったわーすごいわーえらいわーモトジピー