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バスティアニーニ『敗北でした』、ドゥカティ離脱か…?

『バスティアニーニ:敗北でした、ドゥカティ離脱か…?』

★5月10〜12日、フランスGP(ル・マン)が行われ、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)が予選10位、スプリント4位、決勝4位だった。現在、総合4位(-40ポイント)に就いている。

★今回のバスティアニーニ選手は好調だったものの、予選でイエローフラッグやマシントラブルに見舞われて上位グリッドが確保できず、レースリザルトに大きく影響してしまった。
また、決勝ではショートカットによりLLP(ロングラップペナルティ)を科せられ、1秒ロスしてしまった。ちなみに、ショートカットで稼げたタイムは1秒未満である。

★決勝では、2025年のファクトリーシート獲得に向けてのライバルであるホルヘ・マルティンが優勝、マルク・マルケスが2位だった。

★決勝後のインタビューでバスティアニーニ選手は、やや苛ついた様子で次のように話した。

【貴方との接触により、アレイシ・エスパルガロがコースアウトしていたが…】
「アレイシをスピードダウンさせたかったんです。僕はリアタイヤのグリップが落ちてしまい、コーナーに上手く突入していけなくなっていて…アレイシもコーナー進入が上手くいってないようでした。
それで振り返って、こっちが有利にならないよう減速したんですが…多分、充分ではなかったんでしょうね。処罰を科せられてしまって…。」
(※ただし、処罰の理由はコースアウトさせたことではなく、あくまでもショートカットしたことである。)

【今回は好スタートを切って、好調だったのに…】
「もうどうにもなりませんでした…ストレスですよ。当然、今日の目標は優勝だったのに。優勝できるぐらいの速さを出していたのに…。
もちろん、こう言うレースだと喜べませんよね…敗北したんだから。
ドゥカティ側は僕の実力を分かってくれてるけど、でも、今日のレース優勝はホルヘ(マルティン)なんだから。
こう言う状況では運が必要な時もあるでしょ…本当に今日はツイてなかったですよ。」

【ドゥカティのファクトリーシート争いについては…?】
「ジジ・ダッリーニャには、『本当に素晴らしい仕事をしてますね』と言いたいです…今日の上位は全員ドゥカティ選手だったんだから。
そして優勝したのは…(ファクトリーシート争いの)僕のライバルなんですからね。本当に悔しいですよ…今日は優勝争いができるはずだったのに。
皆、最強の走りをしていて…シート争いで凄まじい戦いになってるけど、適切なプレッシャーですよね。
今日、僕はチャンスを逃してしまいました…LLPがなかったら優勝できたかどうかは分からないけど、とにかく、優勝争いはできたはずなんです。リズムは本当に良かったんだから。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Motosprint』)

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