MotoGP

『日本メーカーと欧州メーカーの違いは…』ケビン・シュワンツ

『シュワンツ:日本メーカーと欧州メーカーの違いは…』

★5月16日、ケヴィン・シュワンツ(59才、1993年500cc総合優勝)が伊サイト『Gpone』のインタビューで、次のように話した。

【モトGPの新オーナー『リバティ・メディア』が始動したら、アメリカ選手がモトGPに参戦してくる?】
「『リバティ・メディア』はF1で良い仕事をしてますからねぇ…多分、モトGPの方でも同じようにやってくれるでしょう。F1でのテコ入れの半分でもやってくれたら、かなり違ってくるだろうから。
モトGPのアメリカ人選手参戦については、時間がかかるでしょうけどね…プロセスが大事だから。
モト3/モト2を経て、上がっていかないと。例えば、ヨーロッパの大会に出るとか…スペインやイタリアの選手権に参戦するとかね。
とは言え、アメリカの若手選手らにとっては良いチャンスだと思いますよ。ただ、昨今、本当に必要なのは資金調達の方なんでね。
最近のアメリカ人選手は億万長者でもない限り、モト3/モト2に参戦するのは至難の業だから。それより下のプレ選手権だって難しいんですからね。」

【貴方の現役時代は日本メーカー天下だったが、現在は大苦戦していて…】
「日本人ってのは常に迷いなく、自分らの指針で突き進んでいく感じなんですよ…そして、現在はそれで苦戦してるのでしょう。
一方、欧州人はあらゆる面から、可能な限りの利益を得ようとすることに慣れてるじゃないですか…例えば、6〜8台のマシンを参戦させたりしてね。
マシン開発のための情報は取れ放題で…正しい方向性を見つけるのに、おおいに役立つわけでしょ。
ところが、1チーム2選手だけの参戦とか、プライベーターは1チームだけなんてことをやってると…互角に戦うのは本当にキツいでしょうね。
日本メーカーはメンタル面を、今以上にオープンにしていかないと。
昨日のル・マンぐらいじゃないですか…クアルタラローが予選2へダイレクトで進出できたのなんて。今シーズン初めてでしょ。
ホンダやヤマハには同情しますよ…どれほどのマシンを作れるメーカーかは、周知の事実なんだから。
ドゥカティは先頭を切り、KTMもかなり改善されたが…私としては、もっと期待してたんですけどね。まぁ、現在はアコスタがKTM機で上位を走ってるってことは、つまり…。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    つまり…。

    なに、この終わり方w
    触れちゃいけない案件なのかな?
    マルケスがKTMで走る姿も観てみたいよ
    それならきっと…。

  2. 九十九里鬼 より:

    つまり…

    新人に上をいかれる他のライダーがヘボいって事?

  3. じす より:

    ビンダーミラーアウグスト…

  4. nanasi より:

    マルケス以来の才能と言われるアコスタと比較されるのはかわいそうですが、KTMにエース格がいなかったのも事実です。
    マルケスアコスタのドリームチーム見たいなぁ

  5. フルバンク より:

    エアロパーツ効果の是非と現状は0.6位を争っている事をあまり理解されていない様な…

  6. シソ より:

    写真のボートの船外機がスズキだし、エンジンの塗装もラッキーストライクっぽくオリジナルだ すごw

  7. ひっきー より:

    マルケスは別格です!
    1年目で世界王者ですよ~
    ロッシを打ち負かして!かっこ良すぎます(笑)
    トップ争いができる身体感覚が戻って来たら2025年はもしかして世界王者返り咲きするかもですね!

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