『カンピノーティ:22年間、マルケスなしで戦ってきたんだから…来年もなしで大丈夫でしょ』
★5月31日〜6月2日、イタリアGP(ムジェッロ)が行われている。
★30日の木曜会見でマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、「僕の選択肢の中にプラマックは入っていない」と発言したため、ドゥカティ側は困惑している。
★同会見の数時間後、パドック内でマルケス選手とパオロ・カンピーノーティ氏(プラマックオーナー)が遭遇し、穏やかな雰囲気の中、談笑しつつカンピーノーティ氏がマルケス選手の頬を軽くはたいていた。
2人の様子からすると、特に緊張関係にはなっていないようだった。
The eight-time world champion and Pramac's team principal crossed paths in the paddock just hours after Marquez's statements closing the door on Ducati's satellite team option https://t.co/E6AfoadnRX #MarcMarquez #paolocampinoti #ducati #pramac
— GPOne.com (@gponedotcom) May 31, 2024
★現在、マルケス選手はホルヘ・マルティンとドゥカティファクトリーの座を賭けて戦っており、イタリアGP後から次のオランダGP(6月末)が始まるまでには決定される模様。
★31日、カンピノーティオーナーがイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
【マルケス選手の発言は聞いた?】
「噂になってるのを聞いただけでね。うちの方では何もしてないんで…今は待ちの状態だから。」
【何を待っているの?】
「ドゥカティの決定をね。それが出たら、こっちも対応していきますよ。」
【現在、貴方のチームはヤマハからプライベーターのオファーが来ているが…】
「正直なところ、口説かれるってのは嬉しいもんでね…去年はチーム部門のタイトルも取ってるんだから、興味を持たれても当然なんじゃないんですか。しかも、年々伸びて行ってるんだし。
(今回の件)マルケスが言い出したことなんだし、問題があるとしたらマルケスの方であって…うちではないから。
とにかく、うちには総合首位の選手がいるんですからね。」
【マルケス選手が『勝てるチームに入りたい』と、表明したと言うことでは?】
「(マルケスの)オプションBとCは、勝てるチームって感じじゃないけどねぇ(※KTMとアプリリアを指している)。
ここ数年、うちのチームはそれ相応のものを見せてきたと思うんですけどねぇ…ジーノ・ボルソイ(チームマネージャー)を筆頭に、全体的にトップチームだってことを証明してきたじゃないですか。
他のメーカーからだって声がかかってるんだし、しかも、選手も一緒に探してるそうでね。
この22年間、うちはマルク・マルケスなしで戦ってきたんですよ…来年もなしで大丈夫でしょ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)