『マルケス:マルティン転倒で、なにかと楽になった』
★7月5日〜7日、ドイツGPが行われた。
★7日(日)、 マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が決勝で2位だった。総合順位は3位である(-56ポイント)。
★金曜セッションのハイサイド転倒で左手の人差し指を骨折し、グリッド13位スタートだった。
★ちなみに夏季休暇は、交際中のジェンマ嬢と一緒にメノルカ島へ行くとのこと。
★マルケス選手のコメント。
【身体の具合の方は…?】
「そう言う意味では、すっきり目覚めることができました…チームに、『今日は思い通りの操縦ができそうだよ』って言ったほどだったんで。実際、昨日よりも攻めの姿勢で行けました。
もし木曜日に誰かから『優勝は無理だけど、弟と一緒に表彰台には上がれるだろう』って言われてたら、大喜びしてたでしょうね。」
【ラスト2周と言うところで、やっと弟アレックス選手を抜いていたが…】
「本当に嬉しいですよ…まず、一緒に表彰台に上がれたって言うのが嬉しいですね。
絶対実現するとは思ってなかったけど、やりましたよ。チームにとっても良かったです。僕自身はグリッド後方だったのが大きく影響してしまったけど、とにかく、上手くいきました。
最後、弟に追いついた時、どうすべきかけっこう迷ったんですよ…攻めのリスクを負うべきかどうか分からなかったんで。
でも、マルティンがリタイアしたんで、なにかと楽になってくれました。」
【フランコ・モルビデッリとの接触は、けっこうヒヤッとしたが…】
「あの2周前ぐらいから、フランコは第1コーナーで膨らみ気味だったんですが…上手くスペースを塞いでたんですよ。
ところが、あの瞬間、それまでより大きく膨らんだんで攻めてみたんです…上手くはいかなかったけど。
でも、その辺りから最大プッシュしていこうって気になったんですよ…実際、また追いついたんで、けっこうアグレッシブに抜いてやりました。とは言え、そう言う風にしか出来なかったんですけどね。」
【今シーズン前半については?】
「アッセンでのことがあったから、今日はタイヤ圧や温度を高めにしておいたんです。3日間、もっと安定した状態にすべきなんで、シーズン後半はその点が課題ですね。
ムジェッロみたいにグリッド前方スタートだったら、もっと楽だったんですけどねぇ。今はペッコとマルティンの方が強いから、いかに接近していけるか探っていかないと。
今シーズン前半は良かったですよ…素晴らしいってほどではないけど、良かったです。総合3位だし、バスティアニーニのような選手を抑えるのは楽じゃないですからね。」
(参照サイト:『Motosprint』)
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マルケスは今期、ドゥカデスモGP23で半年前半消化でチャンピオンシップ3位。
ぶっちゃけプライベートチームでHRCワークスの王様だったヒトが対応出来るのか
懐疑的に見てたが、ものの見事にマッチングして前半戦を兄弟仲良く笑顔で〆よった。
ワークスじゃない分、創意工夫して出来る事を最大限に活かし、メーカーメイトらと
互角以上に戦い、新たなスタイルを見出してる感。昨日のバトルで右太ももにフロントタイヤ
ヒットさせて、フランコとも接触してもケロッとしてたり、ハイサイド転倒で
指折って肋骨にダメージ受けてたのに何だか益々タフになってませんかこのヒト。
13番手スタートから2位になるなんて予想をしていた人は一人もいなかったと思うし、最後、2秒差あったところから抜くまではさらに予想出来なかった。
前向きな姿勢は運も引き寄せるのでしょうね。運が来た時にやれる位置にいることが大事か。
アンチも多いでしょうに、ますますタフになってきてると思います。
アンチの人も多いけど、こういうアグレッシブな走りをするから人を魅了するんだと思う。
満身創痍のような体で『今日は思い通りの操縦ができそうだよ』って、確かに決勝前にピット内の椅子に座った時にスタッフに向かってサムアップしてたけど・・・
そうですね。魅了されてますw
今回はモルビデリにやられて抜き返すときに、最終コーナー立ち上がりで彼のためのラインを開けてなかったところも実は好きです。やられたらやりかえすw
期待を裏切られたり、予想に反しての躍進、26年ぶりの兄弟で表彰台と、話題に事欠かないのがマルク。それだけに親心として、心配の種が増えますな。
手のひら返しw
バスティアニーニと入れ替えて正解だったね
これだけ盛り上げられるのは、マルクならでは。私HONDAひいきだけど。