『バウティスタ:2025年も継続希望、ドゥカティが駄目ならB案もあり』
★7月19日〜21日、モストサーキットでSBKチェコラウンドが行われ、アルヴァロ・バウティスタ(39才、ドゥカティファクトリー)が予選7位、レース1で4位、スーパーポールレースでリタイア、レース2でもリタイアした。現在、総合3位である(-104ポイント)。
※各リザルトは記事下にあります
★金曜セッションは好調だったが、スーパーポールレースではチームメイトであるニコロー・ブレガを抜こうとし、転倒リタイアとなった。
また、レース2では、ダニーロ・ペトルッチとの接触により転倒リタイアとなってしまった。
★レース2終了後、バウティスタ選手が次のように話した。
【午前のスーパーポールレースでは最終ラップで3位走行中に、ブレガ選手を抜こうとし、結局、転倒リタイアとなり…】
「曲がろうとしたのが間違いでした…ブレガを避けた後、真っ直ぐ進むべきだったんですよ。
自信はあったんです…スーパーポールレースの際は、昨日よりマシンが改善されてたんでね。それで、最終ラップでブレガを抜こうと思ったんです。
2人とも強いブレーキングで…それで、接触を避けようとしてブレーキを少し緩めたんですよ。問題は、フロントタイヤが砂利に当たったことで…それで転倒してしまったんです。」
【午後のレース2では序盤でペトルッチ選手と接触し、2人ともリタイアとなり…】
「第1コーナーがけっこう離れてるもんだから、差しかかった際にスピードが出すぎてたんですよ…マシンを止めなければならないうえ、あそこのコーナーはかなり狭いもんだから。
タイミング悪く、あそこに居合わせてしまったんです。最悪スタートを切ってしまい、ブレーキをかけた瞬間、ああ言うことになってしまって。
コーナー進入時にイン側にガードナーがいたので、ミスをしても大丈夫なようスペースを少し空けてやったんです。後続機の方が先行機に配慮すべきですからね。
いずれにせよ、問題はあそこのコーナーがグリッドから遠すぎるってことだと思いますね…かなりスピードが出た状態で差しかかってしまうんで。まぁ、仕方ないことだったんですよ。
ペトルッチとは話をしたし、きちんと和解しました。2回ともレースインシデントだったわけですよ。」
【忘れてしまいたいような週末だった…?】
「いや、そんなことはないですよ…むしろ、ポジティブ面に目を向けるべきでしょうね。ちょっとポジティブなものを見つけることができ、一歩前進できたのだから。好感触を掴めたから、満足はしてます。
自信はあるんでね…今年初めて、思い通りの操縦ができたのだから。それもあって、今後のレースが楽しみになりました。今後、さらなる前進ができそうなんでね。」
【タイトル争いについては?】
「けっこう前から、そう言うことは考えてないんですよ…マシンの感触がイマイチだったんでね。
これまでのパフォーマンスやレベルを思えば、そう言うことは考えてられなかったんで。むしろ、解決策を見つけられるかどうか心配してたから。
とにかく、今週末は今年始めてマシンを上手く操縦できたんで…そこが良かったですね。」
【来年の去就については?】
「参戦を続けたいと思ってます…ドゥカティにもそう伝え、現在、契約更改について話し合っているところです。
こう言う状態で引退するのは良くないと思うんですよ…このマシンで強い走りをし、楽しまないとね。強い走りができるって、実感しないと。
特に今週末は色々とはっきりしてきたんで、今後は改善していけるでしょう。」
【現役継続に向け、具体的な希望はあるの?】
「第1希望は現在のチームで継続なんですが、ドゥカティの意向もありますからね。
当然、2019年に加入した頃と比べ、僕の契約状態も変わってるわけだし…2019年はSBKに初参戦した年だし、今は2回タイトル獲得のチャンピオンライダーなんですから。」
【では、7月26日からの『World Ducati Week』イベントで契約締結とか…】
「今はドゥカティ側が検討する番なので…ドゥカティの方に『World Ducati Week』で契約しようって気持ちがあるなら、僕側の希望に応えてくれないとね。
とにかく、他の選択肢もいくつかありますから…でも、詳しいことは言えませんけどね。とにかく、B案もありますから。」
『2024 チェコ SBK レース2リザルト』
『2024 チェコ SBK SPリザルト』
『2024 チェコ SBK レース1リザルト』
『2024 チェコ SBK 予選リザルト』
『2024 チェコ SBK 総合順位』
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
ブレガの安定性をみればパニガーレの問題じゃなくバウティスタ、彼個人のハンデが要因なのは明らかだしねぇ
レギュレーションを見直さない限り変わらない気がするし、個人ハンデはライダー潰しにならんの?
最早バウティスタにアドバンテージは無いから後は老兵は消え去るのみでしょうね。
レブリミットやバラストやら優位性があるとすればBMW。あとペトルッチの発言も
若干気になるけども、パニガーレもぼちぼち限界かなと。日本車の対応年数が異常で
これだけハンデ背負わされてもまだまだ戦えるのが凄いと思う。CBRだけはチョット
あれでしたが昨日の走りは悪くはなかったし、8耐での国内限定でのCBR見てると
ダメバイクではないしSBKレギュレーションにフィットしないのが不可解過ぎて謎。
B案って何だろね?!
bimota・kawasakiだったら面白いのになぁ!笑