『2024 ブリティッシュGP モトGP 予選リザルト&トピックス』
★8月3日(土)、ブリティッシュGP モトGPクラスの予選が行われた。
★最近の予選2は1回目出走で自己ベストを記録することが多いが、今回のトップ12名中、以下の4名が2回目出走で記録していた(※なお、それ以外の8名は1回目に記録)。
エスパルガロ、弟マルケス、ビンダー、ベッツェッッキ。
★75周年記念のビンテージカラーリングは金曜〜土曜セッションでは使用されず、日曜セッションのみである。
★[お知らせ]当初、6月に開催されるはずだったカザフスタンGPが洪水被害により9月に延期されていたが、最終的に今シーズンの開催は完全中止となった。
代わりにミザノサーキットで2回開催されることとなった。日程および名称は9月6日~8日がサンマリノGP、9月20〜22日がエミリア・ロマーニャGPである。
★アプリリア
首位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。1’57.309(※コースレコード更新)。今シーズン2回目のPP獲得。35才。今年末に引退する。本人談「モトGPで僕が為すべきことはやり遂げました…若手に道を譲りますよ」。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは8位。予選2セッション終盤で転倒。
14位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは15位。
※トラックの形状およびアスファルトの特性から、今回、アプリリア機は有利である。2023年は同GPでエスパルガロ選手が決勝優勝している。
★ドゥカティ
2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。1回目出走で好タイムを記録し、2回目はトラブル発生(※直線コースを高速走行中、ヘルメットのステッカーが剥がれ、バイザーに貼りついてしまった)。それ以上、タイムアタックできず。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは3位。ペースも良好。これで今回おのレース本番では、追い上げする必要がない。
4位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。ペースは良好。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは13位(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
5位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。予選1を首位で通過。
チームメイトのマルク・マルケスは7位(昨年はホンダファクトリー)。今回は不調。
10位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは12位(VR46ライダーズアカデミー)。首位と2.362秒も差がついていたので、おそらくトラブル発生。
★KTM
6位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは11位。2025年のモトGPシートを確保できておらず、オファーも来ていない。
9位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。予選1を2位で通過。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは17位。
★ホンダ
16位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは21位。
19位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
チームメイトのジョアン・ミールは20位。
★ヤマハ
18位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは棄権(昨年はホンダLCR)。金曜セッション終了後、痛みが酷く、棄権を決めた。
ワイルドカード参戦のレミー・ガードナーは22位。最下位。カル・クラッチロー代役。
『2024 ブリティッシュGP モトGP 予選2リザルト』
『2024 ブリティッシュGP モトGP F予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
マルケス怒ってましたね。後追いしたかったのに、遅いならわざわざ抜いて前に出てくるなよってところかなと想像。
VR46はペアで走りたかったのかもしれないが。。
ペッコも批判してたけど、ルールの範囲内とはいえ、後追いって見苦しいですよね。