ベッツェッキ『ビニャーレスは、どこへ向かって行こうとしてたのか…』

『ベッツェッキ：ビニャーレスは、どこへ向かって行こうとしてたのか…』

★10月19日（土）、オーストラリアGPのモトGPスプリントでマルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46）が、先行していたマーヴェリック・ヴィニャーレス（アプリリアファクトリー）に追突し、両選手とも転倒リタイアとなった。

★かなり酷い事故だったが、さいわい、両選手とも日曜決勝には参戦できる。

★事故後、ベッツェッキ選手が次のように話した。

【追突事故について、ヴィニャーレス選手とは話してみた？】
「はい…『スリップストリームのせいだろう』って言ってました。全て明白って感じで…僕が会った時は元気そうでしたよ。
レースディレクション側の反応もポジティブな感じで、事故経緯については僕と同じ解釈でした…つまり、僕がヴィニャーレスを抜いた後、彼がイン側から抜いてきたってことで。
僕よりスピードが上だと思うなら、次のコーナーで抜けば良かったってことなんですよ。凄い話ですよね…一体どこへ向かって行こうとしてたのか。
もしかしたら、『コースはこのままずっと真っ直ぐ進む』って思ってたのか…もしくは、ブレーキングポイントを見ていなかったとか。
よく分かりません…でも、レースってこう言うものですからね。」

★なお、ベッツェッキ選手は精密検査のためメルボルンの病院まで行っていたので、レースディレクションには出向いていない。
このため、処罰の有無は日曜日に判明する模様。

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）