『マリーニ:スタート直後、マルケスに押し出されてしまった…』
★10月18〜20日、オーストラリアGPが行われ、モトGPクラスのルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46)が予選13位、スプリント10位、決勝14位だった。現在、総合23位(-415ポイント)。
★決勝後、マリーニ選手が次のように話した。
【決勝は14位だったが…】
「スリップストリームなしで、自力で走らなければならなかったものですから…じゃなかったら、ザルコ(12位)やクアルタラロー(9位)と一緒に走れたんですけどねぇ。
とにかく、満足してます…まぁ、スタート直後のことは別ですけどね。」
【スタート直後に何があったの?】
「レース序盤はツイてなくって…マルク・マルケスが、スタート時に手こずってたじゃないですか。
それで、僕のことを縁石に押し出してきたんですよ。そのせいで、こっちは最初のコーナー3ヶ所で順位を落としてしまって。
その後、タイヤの左側にけっこう問題が発生してしまい…熱入れに何周もかかってしまったんです。
本当なら、もっと高い戦闘力を出せるはずだったんですよ…けっこう、そう言う兆しが出てたもんですから。
とにかく、今週末に関しては満足しています。リズムの高い、物凄いレースで…陽もけっこう差してくれてましたしね。
フィリップアイランド島の雰囲気も堪能できました。」
【マシンの調子が上がってきているの?】
「これまでやってきたことに満足して良いと思いますよ…マシンのフィーリングは、今シーズン1〜2番って感じだったんで。
このままの調子で作業を続け、リアタイヤのパフォーマンスを速攻で上げるにはどうすべきかを探っていかないと。
開幕時からずっと、それが一番大きな問題だったんですからね。」
【残り3GPでの目標は?】
「このまま作業を続け、できるだけベストな形でシーズンを終わらせることだけですね…まぁ、常にポイント圏内でゴールするとかね。
ヴァレンシアでは2025年に向けての作業が始まるから…とは言え、技術的な大改革は期待してないんですけどね。
新エンジンが投入されるかどうか…それが、いつ頃になるかどうか、様子を伺っていきますよ。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)