『マルク・マルケス:ファスナー問題まとめ』
★10月27日(日)、タイGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝11位だった。現在、総合位3(−97ポイント)。
★マルケス選手はグリッド5位スタートから追い上げ、第14ラップで2位走行中に第8コーナーで転倒して16位まで落ち、そこから追い上げた。
★転倒した際にライダースーツの前ファスナーが少し下がってしまったが、完全に下がったわけではないので処罰はなかった。
転倒後のオンボードカメラの映像写真によれば、当初はマルケス選手の両肩辺りのエアーバッグが膨らんでいるが、ファスナーはきちんと閉じていた。
しかし、エアーバッグがしぼむと、ファスナーが胸の辺りまで下がり、そのままの状態でゴールしたのだ。
★2021年のバルセロナGP決勝中、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)のファスナーが下がった際は、3秒加算ペナルティが科せられた。
同選手の場合はファスナーが下まで完全に下り、途中、胸部プロテクターも外れて吹っ飛び、安全面において大きく違反したためである。
★また、2023年のインドGP決勝でホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)のファスナーが下がった際は、レース中に本人が上げ直していたため処罰はなかった。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)