2023インドGP【モトGP：決勝リザルト＆トピックス】

『2023 インドGP モトGP 決勝リザルト＆リザルト』

★9月24日（日）、インドGP モトGPクラスの決勝が行われた。

★総合順位は以下のとおり。
首位バニャイア（292ポイント）、2位マルティン（-13ポイント）、3位ベッツェッキ（-44ポイント）、4位ビンダー（-１００ポイント）、5位兄エスパルガロ（-132ポイント）、6位ザルコ（-135ポイント）

★ドゥカティ

首位マルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー）。昨日も最速の走りをしていたが優勝はできなかった（※17位から5位まで追い上げた）。同選手が優勝する際は、最近のモトGPには珍しい逃げ切り単独走行が多い。
チームメイトのルーカ・マリーニは棄権（VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟）。

2位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）。唯一、リアにミディアムタイヤを選択。走行中、明らかにライダースーツの前ファスナーが下りていたが、減速してファスナーを上げた。終盤は疲労困憊し、クアルタラローニ抜かれたものの抜き返した。パルクフェルメでは立つこともできず、水を求めていた。
チームメイトのヨハン・ザルコは6位。

※フランチェスコ・バニャイアはリタイア（ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン）。第14ラップでミスによりフロントが切れ込み、転倒。昨日、「マルティンにポイントを奪われすぎだ」と言っていたので、今日はそれを念頭に無理してしまった。第5ラップではマルティン選手にアグレッシブな抜き方をされ、もしバニャイア選手がマシンを起こさなかったら2人とも転倒していただろう。
チームメイトのミケーレ・ピッロは16位（テストライダー）。最下位。エネア・バスティアニーニ代役。

※ファビオ・ディ・ジャンナントニオはリタイア（ドゥカティグレジーニ）。
チームメイトのアレックス・マルケスはリタイア（2022年はホンダLCR所属）。

★ヤマハ

3位ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー、2022年総合2位）。いつもよりマシンで苦戦せず、チャンピオンライダーとしての実力を見せていた。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは7位（VR46ライダーズアカデミー）。

★KTM

4位ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）。
チームメイトのジャック・ミラーは14位（2022年はドゥカティファクトリー所属）。

13位ポル・エスパルガロ（GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属）。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスはリタイア（2022年モト2チャンピオン）。

★ホンダ

5位ジョアン・ミール（ホンダファクトリー、2022年はスズキファクトリー所属）。終盤はビンダー選手を抜こうと競り合いになってい。
チームメイトのマルク・マルケスは9位。第5ラップまでは白熱した走りを見せていたが、第6ラップで4位走行中に転倒し、再スタートして追い上げた。

11位タカアキ・ナカガミ（ホンダLCR）。
チームメイトのステファン・ブラドルは15位（2022年はスズキファクトリー所属）。アレックス・リンス代役。

※今回、ホンダ機はそれなりに機能していた。

★アプリリア

8位マーヴェリック・ヴィニャーレス（アプリリアファクトリー）。スタートで問題が生じ、ほぼ最下位まで降格し、追い上げた。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロはリタイア。第11ラップで7位走行中、技術トラブルが発生。

10位ラウル・フェルナンデス（アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属）。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは12位（2022年はKTMファクトリー所属）。

※今シーズン初めて、ワーストマシンになってしまった。

『2023 インドGP モトGP 決勝リザルト』

『2023 インドGP モトGP 総合順位』

（Photo：Motogp.com）