『タルドッツィ:メーカーオーダーはなし…ただし、馬鹿なことはしないでくれ』
★11月15〜17日、バルセロナ最終GPが行われる。
★モトGPクラスのタイトル争いは総合首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)と、2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が24ポイント差なので、もし土曜スプリントでマルティン選手が優勝したら、同選手のタイトル獲得が確定する。
★なお、現在、マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)とエネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)も、1ポイント差で総合3位争いをしている。
★ドゥカティはメーカーオーダーは出さない意向だが、その他のドゥカティ選手陣に向けて、「馬鹿な真似はしないように」と呼びかけている。
ちなみに、ドゥカティが最後にオーダーを出したのは、2017年にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(当時ドゥカティファクトリー)がタイトル争いをしていた時で、ホルヘ・ロレンソ(当時ドゥカティファクトリー)のダッシュボードに『mapping 8』と提示し、ドヴィツィオーゾ選手を前に出すよう促した。
★ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が、『TNT Sport』のインタビューで次のように話した。
【たとえオーダーを出したいと思っても、マルティン&バニャイア選手の戦いに介入できる選手がいないのでは…】
「かなり難しいでしょうね…(レースでは)ホルヘとペッコが優勝争いしてるわけだから。
現状において、あの2人の戦いに割って入っていけそうなのは…マルクとエネアの2人でしょう。この2人も総合3位争いをしてるんだが…まぁ、色々な点から見て、悪い話じゃないでしょうね。」
【いずれにせよ、メーカーオーダーは出さないのでしょ?】
「私は、チャンピオンシップで選手らが自由に戦うのが好きですね。
うちの選手らには、今シーズン中盤以降、ずっと同じことを言い続けてます…「(ドゥカティ選手同士で)馬鹿なことはするな」とね。
うちのベスト選手らの間で、非道な振る舞いとか…そう言うのは見たくないんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
タルドッティさんのと言うかDUCATIの姿勢には賛成。
建前ね。
>「(ドゥカティ選手同士で)馬鹿なことはするな」とね。
大昔の(’90年でしたか?)125cc最終戦での「イタリアン包囲網」を思い出しましたw
…でも、スタートで前に出られたら、この2人には誰も付いて行けないでしょうね。。。
スプリントでバスティアニーニがペッコの前で走っていてもオーダー出さないでいるかな?