『エスペレータ:モトGPに新規メーカーが参入する可能性はある』
★ロードレース世界選手権は2023年からモトGPクラスにスプリントレースを取り入れ、当初は批判も多かったが、最終的にポジティブな結果となっている。
2026年からのブラジルGP復活も決定しており、さらなるファン獲得が期待されている。
★先日、運営会社ドルナのカルロス・エスペレータ(スポーツディレクター、カルメロCEO息子)が、西サイト『AS』のインタビューで次のように話した。
【土曜スプリントは上手くいっているようで…】
「同プログラムには大変満足しています…土曜日のサーキット動員数や視聴率が変化したことは事実ですからね。
前年の経験により、今年はチームも選手もマネージメントが上手くなってましたね。事故もあまり見られなかったし、今年以上に今後はスプリントの結果が鍵になっていくんじゃないんですか。
チャンピオンシップに関し、スプリント開催なしでも同じ結果だったかどうかは分かりませんけどね。まぁ、最終的に残るのはリザルトなのだから、議論する必要もないんですけどね。
我々としては満足してます…TV局やファンの皆さんもそうでしょう。」
【アメリカ市場の成長も目標としてるそうだが、『Liberty Media』参入により実現可能なのでは…?】
「アメリカには二輪レースにとって重要な遺産が…重要な基盤がありますからね。アメリカで発展できるかどうかは重要なことですが、ただ、なかなかF1のようにはいかないでしょう。
あらゆるスポーツにとってアメリカ市場は魅力的であり、経済的な目的からそこでの発展を画策するものの、多くが成功してませんからね。
我々にとっても戦略的な市場なのですが、『Liberty Media』がおおいにサポートしてくれることでしょう。」
【2024年にドゥカティ以外でレース優勝したのは、アメリカGPのアプリリア(※ヴィニャーレス)だけだが…】
「もうドゥカティ陣営から8選手も参戦することはないだろうから…選手もあちこちに移籍しましたからね。
もうドゥカティ圧勝とか、表彰台独占はないでしょう…自由市場システムからすると可能かもしれないが、ただ、もう二度と起きないと思いますけどね。
当社では各チームに、ドゥカティ加入を無理強いしたことはないんでけどね…単純にチームの方がドゥカティを選んだのであって。とにかく、もうそう言うことはないと思いますよ。」
【モトGPの参戦チーム数は、このまま現状維持でゆくそうだが…】
「現在、11チーム参戦しており、各チームとも貴重な存在ですからね。
現状維持の意向ですが、参入したいメーカーがあるのならば、それは可能ですよ。実際、新規参入の可能性は既にありますからね。」
★2027年にレギュレーション改定が実施されるため、新規メーカー参入の可能性が注目されている。
現時点ではBMWの参入が取り沙汰されているが、他メーカーによるサプライズがあるかもしれない。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter)
日本ではHONDAとNISSANの経営統合なんてニュースも出てるしEV、ハイブリッド化次第では業界再編成もありえるのでこの先何が起こるかわからないですね
2027年改定以降どう変わっていくのやら