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『ベッツェッキ:こんなに大量のマテリアルを試すのは初めてだけど、けっこうイケてた!』
★2月5〜7日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★アプリリアファクトリーはホルヘ・マルティンが初日に骨折してしまったため、マルコ・ベッツェッキがNo.1選手としてマシン開発を主導した。
★同テストでベッツェッキ選手は初日18位、2日目9位、最終日9位だった。3日間総合は9位である。
★最終日セッション終了後、ベッツェッキ選手が次のように話した。
【この3日間の作業については?】
「2日間半は大変で…キツかったですねぇ。こんなに大量のマテリアルを試すのは初めてだけど、けっこうイケてましたよ。
最終日にやっとタイムアタックができて(1.57.328)…この3日間の成果を知るためにも、とにかく、やっとかないとならなかったんでね。」
【3日間、どんな感じだったの?】
「良い感じでしたよ…まぁ、まだマシンを限界ギリギリまで持ってけないんですけどね。もっと読み込んでいかないと。
まだ試さなければならないものが少しあるんでね…全部終わらなかったんですよ。
自信を持って走るってことは、リスクを負うってことで…更にプッシュするわけだから、ミスするかもしれないでしょ。
マシンに話しかけ、マシンの話も聞いてやらないと…『ここはもうちょっと出来るぞ、ここは加減しろ』とかね。まだ(マシンと)じっくり話し合ってないけど、互いに気に入ってるって感じですよ。」
【アプリリア機に乗り始めたばかりで…】
「こう言う機会が得られ、本当に嬉しいですよ…信頼してもらい、高く評価もしてもらったんでね。皆で良い仕事をしてますから。
楽ではないですよ…でも、今のところは大丈夫なんで。自信も増し、良い感じですよ。
今回のテストでは標準ベースを使い、セッティングの改良なんかはせず、新マテリアルのテストしてました。タイムアタックの時も初日と同じセッティングにして、新マテリアルの中で気に入ったものを全部使ってました。」
【アプリリア機については?】
「好きです…変な挙動は全然ないし。もちろん、ここから改良もしていけるだろうし。
テスト初日にマルティンが転倒したんで、作業スケジュールが変わったんですよ。
自分がやった作業については満足してます…常に最終目標の方に集中し、他の選手らにつられて好タイムを目指そうなんてことはしなかったんでね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
まだ活躍出来たシーズンは1シーズンのみでファクトリー入り、マシンアジャストも゙上手く行っていない現状では、今回の大量マテリアルのテストはベズにとってもマシン理解の面では結果的に良かったと思う。