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『パルマ:ヴァレはどんな父親なの?』
★2月16日にヴァレンティーノ・ロッシ(最高峰クラス7回総合優勝)が、46才の誕生日を迎えた。
★ロッシ元選手の母親ステファニア・パルマさんが、伊サイト『Mowmag.com』の2月16日付け記事で次のように話した。
[ 前半はこちら ]
【ロッシ元選手は、父親としてはどんな感じ?】
「完璧ですよ…どう言うことを知りたいんですか?私としては、父親として本当に完璧だと思ってます。独特な繊細さを持ちつつ、軽い感じの真剣さがあってね。
まぁ、こう言う面においても、ギアが1つ多いって感じでしょうか…フランチ(※ロッシパートナーの愛称)と一緒に家庭を築き、ヴァレが娘らと一緒にいるのを見るのは良いもんですよ。
もしかしたら、現在のヴァレの年齢のおかげなのか…私がヴァレを育てていた時とは違うのか…。
私の時は息子と一緒に私も成長したと言うか…私が母親として育てていた時、既にヴァレには親子関係における丁度いい独特なバランス感覚があったんですよ。
今、ジュリエッタやガブリエッラと一緒にいる時のヴァレを見てると、私の父が私にしてくれてたことに似てるように思います…そうですね、子供との関係の持ち方が私の父に似てますね。」
【具体的に言うと…?】
「あらゆる事柄において、ヴァレは目安を見つけ出すんですよ…常にそんな感じなんです。
幼かった時から目をキラキラ光らせて、理解しよう…分からないことは訊いてみよう…物事の内側を探り出そうと…常にそんな感じでした。
先日、アンジェリーナの洗礼式に参列したんですが(※ルーカ・マリーニの第一子)…家族皆で雑談していた際、マルタ(※マリーニ夫人)の父親が大の自動車好きで…ヴァレにブレーキだかサイドブレーキだかについて質問をしたんですよ。そうしたら、ヴァレがまるで大学の教授みたいな感じで…夢中になって説明し始めましてねぇ。
その様子を見ていたら、一瞬、ぼーっとなってしまって…あの、物凄い真剣なのに、それでいて軽やかな様子にドキッとしてしまって。
46才になっても、まだあんなに情熱的なんだって思ったら…本当に驚いてしまったんです。」
【なかなか奥の深い話で…】
「私は哲学者ではないし、なりたいと思ったこともないんですが…でも、自分の息子があんなに情熱的に人生に取り組んでいるのかと思うと…仕事で成功したり、大きな足跡を残したことを別にしても、とにかく、親なら誰だって最高に嬉しいものでしょう。」
【46才の誕生日には、どんなメッセージを送ろうと思う?】
「そのままでいて欲しいと…自分なりの目安を見つけ、情熱を持って努力していって欲しいと思ってます。」
【今後については?】
「人生は長いですからねぇ…常にたくさん良いこと、素晴らしいことが待っていることでしょう。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
お袋さんの年齢を越える事は出来ない。
母親は何時まで経っても母親ですが、シッカリ目線は父親であるロッシの目線を温かく見守るお袋さんですね。